奥様、鯖さんついにダブル成人式的なお年頃だそうですよ。
でも不惑っていうけどさーそんなの無理じゃね?みたいな感じです。今の状況で惑うなって、アンタも今の私と同じ状況に置かれてみなよ〜ってな感じで、フラフラとジョジョ展見に行ったり、オーソン(S市杜王町にあるコンビニ)に行ったりする毎日です。皆様いかがお過ごしですか。

とりあえず今年も一人生誕祭ですYeah!
なんかもうお馴染みになり過ぎていい加減アレな感じですね、マンネリ?(哀)
いや、毎年次こそはソロ活動を卒業(AKBとは逆方向)したいと思い続けて幾星霜。

ところで、フジリュー先生の銀英伝が面白すぎてたまらん。フジリュー先生、封神の頃からこういったネタお好きだったんでしょうね、きっと。田中先生との対談も興味深く拝読させて頂きました。本当にフジリューは原作つきだと煌めくなあ。オリジナルがダメなわけではないですけど、原作つきの時の安定感がありながらそれでいて爆発力があるという。先がわかってるのにここまで読ませるってスゴいよね。原作がすばらしいのはもちろんですが、メディアミックスの魅力を改めて感じます。

なんかもう毎年同じことをお伝えしてるような気がしますが、本当に時間が過ぎるのは早いですね!
なんとなく日々が過ぎていってビックリします。日々の出来事を覗かせていただくと、あるところにはあるんだなあとしみじみする次第です。いい加減わたしのところにも来ておくれ。
もう10年単位で待ってるんだけどな。
毎日が過ぎるのがあっという間すぎてビックリしますね!
私は何となくはそれなりに過ごしていますが、それでいいのかなと思うこと
もあったり。
※何となくはそれなりに…アラバキで一日目トリのサンボさんを満喫したり。今年はセッションだったのでセトリがメジャー系に行かざるを得なかったことを仕方ないとすればかなり良かった。久々の猪苗代湖ズも良かった。箭内さんはくまモンTシャツを来てて、私もくまモンのタオルを持参しておりましたが、山さんは熊本だけじゃなくて大分と叫んでて、そうだよなー大分もひどいよなーと自分のいたらなさに反省しました。

私にとって、自己肯定というのは非常に難しい分野で、まず自分で自分を満たすというのが、誰にも肯定されないから仕方なく自分で自分の面倒を見ざるを得ないアレな自分、という方向に行きがちで、さらに自分の好意(仕事で親切にサービスするようなのでなく、単純な好意)に価値を感じてもらえなかったら、ということに怯えていたりもするのですけれども。

これからの一年が温かいものでありますように!
かくりよものがたりの第二幕はどうなるんですかと思っていましたら衝撃の新展開。早速拝読して参りましたが、フジリューすごいね。
また新しいフジリューの魅力に悶絶していますよ。

フジリューといえば、デビュー時は自称「極悪的丸ペン使い」を名乗られ、ニッコーの丸ペンで繊細な線を描かれてらっさいました。以後もどちらかと言うと、均一なとぎれのないラインといいますか、セル画的な感じのラインが根底にあって、それを意図的に加工しているような印象を持っておりました。屍鬼の時も、ペンは細くてシャープな線を引けるものを使うとインタビューで答えていらっさいましたし。

それが今回の銀英伝では、初めて見る画面だ…!
ちょっと筆みたいな、荒々しさやかすれや柔らかさや、フジリュー、こんな一面も持ってたのね、みたいな。
もともと、ご本人も銀英伝とかグインサーガとかお好きらしく、SFものは期待できると思ってましたが、想像以上だよ。やばいどんどん好きになる。
先のことが楽しみだと思えるものがあるって嬉しいな。
の予定でしたが、鯖友(当然のごとく独身女子)が飲みに付き合ってくれることになったので、飲んできまっす☆ミ

ところでものすごいぶったぎりで第一幕終了した、フジリュー先生のかくりよものがたりですけど、第二幕はどうなるんですか。
シマ氏の諸々はあるかとおもいますが、スクエアに帰ってきてくれないかなー。
おめでたく思う気持ちは多々あるものの、いつもいつも己の非リアぶりを勝手に比べて卑屈になってしまい、素直になれないツンデレ野郎な自分にorz となりつつお祝いを申し上げる次第です。

というか、殿方って、女子にあれこれ言ってくるものなのですか。私のスルーされっぷり半端ないんですけど…。何て言うか、空気の方がまだなくなったら困るぶん認識されてる。

まあ、それは置いといて、新谷かおる先生の度量のスゴさに惚れそうです。エリア88とコミケ88のガチコラボ。いや、すごい。
これからカタログチェックしまっす!
もう、ヒィーと叫ぶしかないでしょう?
鯖さんと同世代のあー民の貴女。

サザンの力は認めざるを得ないし、白い壁には堕天使って書くし、東南アジアヘビヲドリだし。

明日全3巻慎んで買わせていただきまっす!
お誕生日おめでとう自分。
パパンからお祝いのカードが届いたよ!
ガチでパパンしか祝ってくれないよ(涙)

さて悲しすぎる年魚類ですけれども、次次回の朝ドラになるとかいう、村岡花子さんです。モンゴメリ作品の翻訳者として有名な方ですね。
モンゴメリ作品は村岡訳がベストだと思っておりましたが故に、朝ドラの主演がY高かよ、微妙だなと思ってましたが、パラ読みして前言撤回しました。
なんかもう、どうでもいい。
プリン女を誰がやろうがどうでもいい。
なんだかなあ。モンゴメリ作品まで汚くなった感じがするわ。

既婚者を好きになっちゃうとか、好きになったひとが既婚者だったとかは、仕方ないと思うんだ。そういうこともあると思うんだ。選んで好きになれればいいけれど、そうもいかないこともあるかもしれない。

でも妻子ある男に気持ちを告げる女も、けじめをつける前にそれに乗っちゃう男も、それにまつわる全ても汚いと思う。
気持ちを伝えるだけでいいとか、本当にそう思ってんのか?
あわよくば奪いたいって思ってないって誓えるか?
伝えるだけでいいのなら、相手が応えようとしたら当然断るんだよな?
そもそも、相手のいる異性を振り向かせようとする人も、それに流されて応える人もドン引きだわ。

個人と、その人が作ったものは、すべて一致はしないとは思うけれど、それでも、人としてどうかと思うひとが作ったものっていうだけで、何か薄っぺらく感じてしまうんだよな…。
道ならぬ恋というとどこかロマンチックに聞こえるかもしれないけど、ただの不倫だしさ。

好きになったひとが既婚者だったから、ずっと気持ちを秘めていて、相手がフリーになってから、実はずっと好きでした…みたいな感じで思いを遂げた、なんてのは、すごく共感するんだけど。

そもそも、既婚者というのは基本的に配偶者と愛し合ってるもんなんだから、そこに割り込もうという発想を持たれること自体、通常は迷惑なんじゃなかろうか。きもちが冷めて、別の相手を探そうとしている夫婦なら、まずその夫婦関係をどうするか、夫婦で決めるべきで、他人が割り込むべきじゃないと思う。
夫婦ってそれくらいの覚悟でなってるんじゃないの?

別れることに決めたら、新しい相手を探すなりすればいいけど。

村岡訳のモンゴメリ作品が好きだっただけに残念。
好きだったものを汚く感じてしまうって悲しい。

妄想万歳

2012年10月16日 読書
そういや、この前乳ガン検診受けてきたんですよ。
結果から言うと、異常なしだったんですけど、いろいろアレですね、精神的に。

上半身裸でバスタオル羽織って順番待ちして、診察室で検査技師のおねーさんに「ジェル塗りますねー」なんて言われながら台に横たわった時には、林真理子の「初夜」の世界までトリップしてたわ。さらにもう三段階くらい妄想が暴走してたわ。
※あらすじはググって見てくだされ。恐ろしすぎる。レビューの皆も他人事だと思って残酷すぎないか。笑い事じゃないぜマジで。

しかし、健康診断受けるときに、何か病気とか見つかったらどうしようと心配で不安になるのはよくあると思うのですが、昼ドラみたいなところまで妄想が行ってしまう自分はどうかと思いました。ほんとおかしい。
とりあえず無事だった我が躯に感謝して、この前リュー・ドゥ・リューで買った素敵ランジェリーを着けるよ。綺麗なものを身に纏う幸せくらいは主として与えてあげられるから。
自分もこの一員であることを、とても誇りに思います。
大好きだ。

というわけで、ハッピーバースデー自分。

誰にも祝ってもらえないぜ♪と書こうとしてたら、鯖父からカードが送られてきたよ。白状します、ちょっとうるっときました。
いろいろとアレなおっさんですが、世界中で私を愛してくれている数少ないというか、ほとんど唯一みたいな存在ですね。

でもごめん、お父さん、今度の連休に帰っておいでって言われてますが、フェスのチケット取っちゃったので帰れません。
パパンより山さんを選んでしまった娘を許して(笑)

よしながふみさんのこの本はめっちゃオススメ。
出てくるお店のうち何軒かに行きましたが、全部うまかった。はずれなしでした。制覇したかったなあ。
特に「鳥小屋」のモツ鍋が最高。ここはレバ刺しも激ウマだったんですが、規制が厳しくなったら食べられなくなってしまうのだろうか?美味しいのに。

一ノ蔵の日本酒を飲む場面もあるんですが、それが一ノ蔵のどのお酒なのかが気になって仕方ありません。

あれ?アラバキ後半のこと書こうと思ってたのに忘れてた。
二日目はエレカシが良かったな。メーター振りきったみたいな感じで。

ジャンプ SQ. (スクエア) 2008年 01月号 [雑誌]ISBN:B000ZGKNWO 雑誌 集英社 2007/12/04 ¥500

まあ、いろいろあって投げやり気味に凹んでいたんですけれども(悲しいことにラヴとは関係ない)そんな時に、いつも魚類の心を癒してくださるのが竜神様であらせられます。

フジリュー先生、連載待ってました。

それにしても、魚類が凹んでいる時に限っていろいろ(例…連載開始、短編集発売、愛蔵版発売、DVDボックス発売、公式サイトに本人インタビュー掲載等)してくださるのって、一体どういう思し召しなのか。

魚類の愛は試されているのですか?

いえ。わたくしめもサーティロードに突入いたしましたが、愛は不滅でございます。
もういいかげん、集英社と二次元とフジリュー先生に踊らされるのもどうかと思っていたんですけど、やっぱり好きなんですよ、ええ、悪いか、好きなんだよ(逆ギレ)

しかも今回は、小野不由美さんの名作「屍鬼」の漫画化ってアナタ…。初期のドロドロした雰囲気が大好きな私としては、もはや狂喜乱舞としか言い様がございません。たまらん。
というわけで、本日発売のジャンプスクエアを買いに本屋にダッシュする気満々なのでございました。ええ、走りますとも。走ってやろうじゃないの。喰らえ愛のランニング(意味不明)

* * * * *

さて、前にどんな風に書いたのか忘れてしまったんですけど、わたくし現在は、妙齢の男女の同棲については、かなり否定的な見解をもっております。
※現在同棲中、もしくは同棲経験あり、同棲予定の方がご覧になってたらすみません。あくまで私の個人的見解ということで。

まあ、いいトシの男女が一緒に暮らしているとなると、アレコレがついてくるわけなので、その辺はっきりするためにも、なあなあで同棲してしまうのではなく、生活を共にしたいんなら結婚してしまえよ、それくらいの覚悟と気概を見せてくれよ、と思うわけなのです。傍から見てて。
この場合の「結婚」は、いわゆる入籍して…の他に、思うところあって事実婚スタイルをとるというのもありだと思います。用は、一緒に暮らすことは、対外的に責任を伴うものだと考えるべきだと思っているのです。あんまり気軽にするのも何か、いろいろとアレというか、ユルいというか…。

そして、よく言われるのが、「結婚前にお試し期間として同棲してみるのもアリ」という意見ですね。
これに対しても、正直否定的でありました。まあ、お試し期間といっても、することしてるんだよね、それって結婚してるのと変わらないし、戸籍に何も載らないから失敗しても平気よ、でも実際はどうなの?といった感じで。
いや、大きなお世話なのは分かっているんですけれども。

しかし、わたくし、ちょっと意見が変わったのですよ。
結婚前に同棲する必要はない、一緒に暮らすってのは、そんなに軽軽しく対外的に宣伝するものではない、という根本的なところは変わらないんですが。

1 一人暮らししてみること。

2 そこに(同性の友人でかまわないので)1週間程度泊めてみること

は絶対にしてみた方がいいと思うのです。いや、ホントに。
思えば、鯖母は、ずっと親元で暮らしていて、鯖父と結婚したので、一人暮らしの経験なしに他人との共同生活に飛び込んだわけですが、それってかなりキツイんではと思いました…、あ、でも鯖母の場合、絶対に自分の意見を譲らず全部押し付けてくるので、大変だったのは鯖父の方だと思いますが。

あ、話がそれました、と言いますのも、先日、鯖友(女子)が首都圏であるコンサートに行くため、鯖部屋に2泊していき、私がキレかけたからです。

そもそも、鯖友がそのアーティストのコンサートに行きたがっていることは、私がこちらに引っ越してくる前から分かっていたことで、「鯖ちゃん、そっちでコンサートがあったときは泊めてねvv」「うん、いいよ」という会話はその時点でありました。学生時代からの友人なので、お互いあまり遠慮もしない付き合いでした。

しかし、いろいろアレだったんですよ…。
もう、思い返してみると、すごく細かいことばっかりなんですけど、

・はっきりとした宿泊依頼がない
※コンサートの日程から、大体は分かっていたけど、具体的に前日入りするなら何時にこちらに着くのか、当日コンサートにいって、後泊はどうするのか、などの連絡がない。こちらからせっついてようやく、○○日にいくよ〜、○時くらいかな…って、オマエ、駅まで迎えに行かないとアパートまでどうやってくるつもりなんだよ。

・朝食の準備は私がした(費用負担なし)当たり前のように食う。
※結局、お土産(地元名産品)を1包持ってきてたが。タオルも持ってきておらず、いきなり「バスタオル貸して」ってアンタ…。ホテルかよ。

と初っ端からいろいろアレでしたが、決定的だったのが、ジュースのことでした。
食事の時にジュースをコップに注いで出したのたのですが、「お代わりもらっていい?」と言うので、ペットボトルごと「自分で注いでくれ」と渡したのです。
彼女はコップになみなみと注ぎ、食事の続きをしました。

…ジュース、コップに半分残してたよ…orz

台所の諸々をあんまり人に触られたくないので、皿洗いは二日間全部私がしました。それはいいのです。

でもさ、喫茶店じゃないんだし、ジュースも私がお金払って買って来たもんだし、飲む分だけ注いでほしいと思うのは我侭なんでしょうかね。
家族同志だったら「全部飲んでよ」って言ったり、私が飲んでしまったりするんですけれども、いくら気心知れた友人とはいえ、飲みさしを飲むのも何だったので、流しに半分残ったジュースを捨てながら、アレな気分になりました。

で最初の話に戻るのですが、ここで、その些細な不満(主に生活習慣の違いとか、日常生活のパターンの違いとかからでることが多いんじゃないでしょうか)を感じた場合、それを相手に告げてすり合わせて、落としどころを見つける努力ができるか、それとも、面倒だからフェイドアウトでいいやと思ってしまうかを、結婚相手について考えてみるのは、必須ではないかと思うのです。

まあ、私はずっと黙ってて、帰った後に彼女に「諸事情でもう泊められないから」と言いましたが。
すり合わせの努力をしてまで、この人と宿泊を伴う付き合いを維持しなくてもいいと判断したからです。
※まあ、その返事が「いいよ、気にしないで(次回のツアーのときは)カプホ使うから」だったので、余計にプツッと来ましたが。そうか。前の日に有休とって布団干しして、朝ご飯準備して、お風呂の掃除もして、オマエが泊まってた二日間洗濯もストップして…といろいろした私の好意は、カプホ代数千円をケチる協力でしかなかったんだな、と。
次に電話があった時に、ツアー行くのにお金がなくて…と言ってたがスルーさ
せてもらいましたよ。

下手すると、相手との付き合いを断絶しかねませんが、結婚に失敗するより、友人知人で実験すべきだなあと思いました。
私が結婚(共同生活)を考える相手と出会うかどうかはわかりませんが、もし出会ったとしたら、この二日間にあったことを相手に当てはめてみて、フェイドアウトするか、すり合わせの努力をしてでもこの相手と暮らしてみたいと思うか、シミュレーションしてみようと思いました。
※なんてことを考えていたら、別の鯖友が、ご友人とルームシェアをしているということが分かりました。二世帯住宅でもない、フツーのマンションらしいのですが、すごいなあ。妹と二人暮ししている友人もいますけど、妹なら基本的な生活習慣が近いので、まだその辺のストレスは変わってくる気がします。

まあ、ジュースの例でいえば、ダーリンが半分残してた時に、

・細かいことは気にしない、でスルー
・何で残すのか(大方何も考えてないかと思うが)理由を聞く。納得できればスルー。
・(こちらが汗水流して得たお金で買った食料なんだ)全部飲め。以後は飲む量考えて注げ、と話し合い。
・もうコイツに労力かける気なし。今回スルーで以後フェイドアウト

のどれを選択するかなんですね。

他人と一緒に生活するなら、何かしらのトラブル、習慣の差異といったものは発生するはず。結婚前提の同棲を通じて、それの検証をしてみるべき、というのも一利あるようですが、検証の相手が、必ずしも異性(婚約者)である必要はないんじゃないかな。違う生活習慣の同性友人知人で十分。

そして、1泊だけ、旅行、ってのも不十分。
だって、旅行先ではみんながお客様で、私と相手が快適に過ごせるように宿泊施設やら娯楽施設の人が、差異を埋める努力をしてくれているから、不満が噴出しにくいと思う。まあ、それでも出て来るのは余程だが。

自分が精魂込めて維持している生活空間を侵害される状態で、最低3日くらい。それで、相手と落としどころを探す努力ができるかどうかをイメージしてみるといい気がします。
今回、2日間だけだったので、「皿洗いの労力<台所触られたくない」だったため、黙って皿洗いしましたけど、生活がもっと続いていくんだったら、全部私が洗うのってやってられない。二人で一緒に洗うように台所を模様替えするとか、洗濯とその他の掃除をするから皿洗いは相手に任せる(もしくはその逆)など、相手と考えていく必要がある。

そこまでして相手と暮らしたいか?と考えること。
そこが大切なんじゃないかな、と。


…なんてことばかり考えても、相手がいないんで実行しようがないんですが。

そして、何も考えずにやっちまうほうが、結婚するには強いんだろうなあ、と思ってみたり。もしくは鯖母のように、まったく自分は譲らず、相手に変化を問答無用で強いるとか。
※そういえば、鯖母実家に遊びに行ったときは、特に細かい生活習慣に違和感を感じないんですが、鯖父実家に行った時はあれこれスタンダードが違うので戸惑う。鯖父偉いなあ…。まあ、鯖母との話し合い(という名ののヒステリックな自己主張の押し付け)に挑戦するより、好きにやらせたほうが面倒くさくないのは確かだが。
しかし、その押し付けが許されると言う鯖母の傲慢なまでの自信はどこからくるのか。いやはや。
フォトダイアリー蓮佛美沙子―With映画「転校生さよならあなた」
ISBN:404894911X 単行本 川田 洋司 角川メディアハウス 2007/06 ¥1,800

二ヶ月も日記も書かずに何をしていたかと言いますと、特に何もしておりませんでした。
女子友達と旅行したりはしておりましたが。
昨日は美容院へ行き、「松たか子みたいにしてくれ」(HEROのときのショートカット)と要求し、遠回しに「無理です」と言われたりしておりました。

とりあえずダーリンは出来ておらず、着実に魔法使いへの階段を上っております。

さて、今日は美少女のオーラで癒されようかと、蓮佛美沙子さんのトークショーに行ってきました。
バッテリーの矢島繭役の子で、角川系のオーディションでグランプリとった子です。
バッテリーは、正直言ってヒロインはハヤケンだったので(違)色の白い綺麗な子だなあ程度の印象でした。
今回、杉並アニメミュージアムで(微妙な会場だが)トークショーがあると言うことで、恥ずかしげもなく申し込んだのでした。

…細い。
※160センチで42キロってマジですか。

…白い。
※何塗ってんだよと小一時間問いつめたい。

…その鼻筋はなんなの!
※あり得ない!

思ってたよりも声が低かったのと、トークショー慣れしてないらしいこともあって、対応はまあ新人の16歳としたらこんなもんかなって感じでした。
惜しむらくは、この前までやっていたドラマの役どころ(荒んだ系不良少女)のために髪(何であんなサラサラなのかと小一時間…)を茶色に染めていたことと、眉を細めに整えてアイメイクをキツメにしていたのがもったいなかったですね。

あの年頃の素の危うい神々しさというか、そういうのが好きなんで。

私が漫画描きになった暁には、蓮佛美沙子さん主演でドラマ化してもらえるような作品が描けるといいなあ。
気が早いですが、あの絶妙な美しさは永続するものではないので、頑張って早くデビューしたい。

っていうかその前に原稿…(痛)
ISBN:4048540742 単行本 角川書店 2007/02 ¥1,029

マジで荷造りが終わりません。
というかしてません。

今週末には関東某県民になっているはずなのに、この荷物が散乱した部屋が嘘だと思いたい…。本当に大丈夫なのか。
この期に及んで、日付遡った書類持ってきた技術主任にマジギレしてみたりしてます。最後の最後に何させるんだよ…。

そして、そんな状態の貴重な休日に

「バッテリー」の映画

見に行ってしまいました。
※本当にどうしようもねえな…。

それにしても、あれ、R指定しなくていいんですか…。
もう、萌え萌えなんですけど。
※荷造りしろ

※R指定…そういう意図ではないんでしょうが、鯖さんの腐った眼にはそういうシーンにしか見えない場面がありました。あれヤバイって…。

それにしてもまさか、平成生まれに本気で萌える日が来ようとは…
※鯖さん…今年サーティロード突入予定。秋頃には三十路突入江戸祭を開催しますので、脳内参加者を随時募集中です。

ハヤケン…恐ろしい子!
※ガラスの仮面の月影先生のような白目で。

※ハヤケン…原田巧役の林遣都くんのこと。平成生まれ。

※原田巧…鯖さんに言わせると、近年稀に見る最高レベルのツンデレである。たまらん…。

未見の方はぜひ。
引越前で荷物を少しでも減らしたいという事情さえなければ、映画館で関連商品からサントラまで大人買いしたかったくらいよかったです。
たぶん、引越したら買います。

いや、それ以外も家族関係や友情やほのかな恋愛模様やスポーツ…といい映画でしたよ。久しぶりに映画館でボロ泣きしました。お勧め。
※巧の弟の青波役は、5年前だったら神木隆之介くんがよいと思いました。今回の子も可愛くて上手でしたけどね。

…箱詰め行ってきます。

その眩しさに

2007年1月15日 読書

夢を叶える夢を見た
ISBN:4344406370 文庫 内館 牧子 幻冬舎 ¥680


ものすごく、自分に(一方的に思っているだけですが)近しいところで「飛んだ」方がいらっしゃいました。
※この「飛んだ」って言葉については、ぜひこの「夢を叶える夢を見た」という本を読んでいただきたいと思います。「飛ぶ」「夢の不発弾」といった言葉に何かしら思うところのある方には特にお勧めします。内館牧子さんご本人も、三菱重工という大会社を辞めて脚本家に転身するという経歴をお持ちの方なので、ものすごくルポの仕方がリアルなのです。

飛べずにうずくまっている自分について、こう、どうしたらいいのかと。

* * * * * *

皆様は、bjリーグってご覧になる機会がありますか?
※bjリーグ…日本プロバスケットボールリーグ

そのチームの一つに、仙台89ERSというのがありまして、そこで今シーズン副キャプテンを務めているのが、佐藤真哉選手です。
※佐藤真哉選手…12番ガード、186cm 72kg、1977年宮城県生まれ、元宮城教員クラブ (ウィキペディアより)

この佐藤選手なんですけれども、鯖さんと同い年です。で、宮城県出身です。

そして、鯖さんの記憶によると、東北高校の4番だったはずです。

そして、当時はすんなりとしたやや色白の綺麗なお顔立ち(これは今もだが)にセンターで分けたダークブラウンの髪でございました。

そう、鯖さんが密かにMy心の藤真さんと名づけて、試合のたびに「かっこええなあ」と呟いていたお方でした。ええ、かっこよかった。
※藤真さん…名作スラムダンクより。翔陽の主将兼監督。いや、ホントに当時の佐藤選手はあんな感じのルックスでしたよ、少なくとも鯖さんの妄想フィルターを通じてはそうだった。(と思う)

※だからといって…当然鯖さんはチキンなので話し掛けたりはできない。バスケは男女ともS台市体育館か勤労者体育館(というのがS台市の工場地帯にある)あたりが当時は試合会場になることが多かったので、お見かけする機会は多々。でも、自分がヘタレ補欠でしたから、恐れ多くて近寄れない。そこまで自分を卑下することもないし、佐藤選手も他校の補欠が何してようがどうでもいいと思っていたに違いないが、その辺が見栄っ張りの漢女心といえよう。

※そして東北高校…大体いつも県大会でベスト4くらいに入ってた強豪。男子はS台高校がその頃はいつも頭一つ抜けていた。

そう、その佐藤選手が、プロバスケットボール選手になっていたわけですよ。同い年で。
しかも、昨シーズンのドラフトでチーム入りですから、28歳でプロスポーツ選手としてスタートしたわけです。

それまでは、中学校の非常勤講師(保健体育)しながら、教員チームでプレイしてたそうです。

学校の先生辞めてプロスポーツ選手になるのって、どれだけ覚悟いるのか、考えるだに恐ろしい。
バスケの選手なんて、一線でやっていけるのは、長くても40歳過ぎまででしょう。
※鯖さんが最も愛するNBA選手のカール・マローン(三角筋が素敵過ぎる)も42歳で引退した。

そんな世界に飛び込む、しかも28歳、安定した職を捨てて?
※佐藤選手本人は「独身だったんで」ともコメントされていたが、それもあるでしょうね、妻子があったら、もっとハードルは高くなるだろう。今は実家暮らしだそうです。

また、佐藤選手は2001年宮城国体の優勝メンバーではありますが、大学卒業後に実業団チームに行かなかったことからも、田臥選手みたいな超注目の選手、というわけではなかった。自分の力がプロとして通用するかという不安はなかったのだろうか?
その状態で、トライアウトを受ける気持ちって?

また、トライアウトに通って、プロ選手になることが決まった時の気持ちを「嬉しかった」とコメントされていましたが、それがすごいなと思った。怖くなかったのだろうか。

矛盾しているんですが、落ちた方がホッとしてしまわないのかな。勝負せずにすんだというか、ハイリスクハイリターンな世界に行かずにすんだ(行けなかった、行くには足りなかった、が正しいのでしょうが)というか。プロになりたいはずなのに、プロになるなんて怖いと思ってるというか。
どっちが楽でどっちが幸せなのか。

でも、私は今は全く毎日に充実感がないんで…。生きながら気持ちが死んでるというか。そこそこの大学を出て、そこそこ安定だけがとりえの会社に入って、と傍から見れば順調なのかもしれませんが。
※この辺については、別にいろいろ考えさせられる出来事があったので、それについてもそのうち書きたいと思っています。

そういえば、私も漫画描きになるべく、雑誌投稿したりしてるんですが、デビューが決まったとしたら、どんな気持ちがするんだろうと考えてみました。
漫画描きになりたくて、いろいろしているはずなのに、いざ扉が開いたとしたら、腰が引けてしまいそうな気がする。そちらに走り出したら、もう戻れないから。会社辞めちゃったら、もう戻れないでしょ?いつまでも両親に頼ってもいられないし。
※といいつつ、また鯖会社の痛いところが明らかになり、いいかげんこの会社終わってる…と呟いております。っていうか、どうなのよ、あれ。遠からず会社なくなるんじゃないか、どっちにせよ。むしろ潰した方が株主の皆様の為なのかもしれん。

それが飛ぶってことなんだろう。

そして、好きなことに懸けている姿はなんて輝いていて、でもそうすることはなんて自分を試されることで、もし好きなことで否定されたらどうしようという不安感はなんて大きいのか。

まだ私自身は飛べてないし(飛ぶといっても、後戻りが出来ないなら、命綱なしのバンジーみたいなものなのかも)飛び出しても、「私は飛ぶんだ!」って叫べるほど腹がくくれてないんで、こんなにも飛んだ佐藤選手が眩しいのかもしれない。原稿描きながら、「これでデビュー決まっちゃったらどうしよう」とか思ったりして(気が早い…)そのくせ、不安でたまらない。
※デビューしても、漫画描きとか小説書きの方の場合は、しばらく二足のわらじで様子見ることが多いみたいですけどね。でも、いつかはどちらかを見切る日が来るでしょう?

3月に県北で89ERSの試合があるんで、魚類号で観戦しに行こうかしらと思う今日この頃です。

佐野選手といい、佐藤選手といい、なんでこんなに眩しいのだろうと思う。
それに引き換え自分は…。でも、私に出来るのは原稿描くことくらいなので、そんな自分を恥ずかしいと思わないこと(漫画描きになりたいと思うのも、プロバスケ選手になりたいと思うのに引けを取らない夢なはずだ)出来ることに力を尽くすことを考えなくては…と思います。

その割に、〆切を1ヶ月後のものにスライドさせることにした途端、テンションが下がってしまい、なかなか下書きが進まないダメな私。原稿描けよ。

真哉さん(←馴れ馴れしい)に恥ずかしくない自分であるべく(って、別に佐藤選手からすれば、私など何の関係も記憶もない1ファンでしかないんですが)頑張らねば。うむ。
※いいかげん痛い。
ISBN:4088740912 コミック 藤崎 竜 集英社 2006/06/21 ¥3,500

皆様ご無沙汰しております。相変わらず荒んでおります鯖です。いかがお過ごしですか。

先日など、技術の係長と内線電話で話していて、そのあまりの無責任ぶりにブチ切れし、受話器を叩きつけるようにして切り、持っていた書類を放り投げ、「っざけんなよ、この」とつぶやき(原文ママ)周りからなだめられた28歳女子です。こんにちは。
※激痛。

でもね、あんなのキレたうちに入らないと思うんですよ。

なぜなら鯖さんはスカートはいていたからvv

作業着とかパンツスーツとかだったら、まず間違いなくその辺の椅子とか可動式キャビネットとか蹴り倒してたでしょうしネ(笑えません)

ま、そんな感じの毎日です。本気で、会社辞めることを検討中。
後は、転職先とか、それから住むところ(実家に戻るのだけは嫌だし、鯖父にアパートの保証人になってもらうわけにも行くまい。外面だけはいい会社を辞めるわけだし)とかを考えなければ。
※雄飛さん、かつらぎさん、コメントありがとうございます。改めて御礼を言わせて下され。

そんな鯖を癒してくださるのは、やはりマイラヴフジリュー先生でございました。

本日、イラスト集が発売されたのですよ。

しかもタイトルが「プティタキテュー」(フジサキリュー)だなんて、

鯖を悶絶死させる気ですか、先生。

ああもう、ちくしょー、大好きだ。プティタキテューって、アナタ…。
愛しさ乱れ撃ちだよ。
※古い。

好きすぎる。やっぱり好きだ。←ゴロゴロ転がっている
好きだよ、好きさ、いいよ、悪いかよ、好きなんだよ。

やべえ…先生愛してる。
※ブラックジャックのピノコの口調で。

あたし、先生のとこになら嫁にいける…というか、むしろ貰って欲しい…。

これでしばらく頑張れます。

これから、舐めるように熟読します。相変わらずの韜晦ぶりで、もっとメイキングだとか、インタビューだとかやってくださってもいいのになあとちょっと残念な反面、数少ないメイキング画像の、右手の親指の爪の形でさえも、好みでいとおしくなる自分が痛々しくて大好きです。先生、マジで嫁に貰ってください…。
※落ち着け自分。時実新子さんの「手が好きでやがて全てが好きになる」という短歌を思い浮かべてしまいますよ。

そういや去年の今ごろも、もういやだ〜と叫びながら、封神演義完全版に支えられて、なんとかギリギリ生きていたような気がしますよ。
いつもいつも何から何まで先生に支えられて生きてるんだなあ、私。好きすぎて不安になります。
今年も先生がいらっさるから、暴れたり、ランナウェイしたり(笑)血を見たりせずにすんでいるんです。ええ。

今回のイラスト集も、未発表イラストから、増刊号に乗ったポスターから、CGの原版になったと思われる鉛筆画まで盛りだくさんでたまらんです。
表紙だけでもぜひ!
※でも、できれば、小畑健先生の「ブランエノワール」みたいな上製が良かったなあ…。←これも買った。ヲタクの本気をなめるなよ(笑)これももう、あまりの上手さに打ちひしがれるくらいすごい作品です。表紙だけでも見る価値ありますよ。DEATHNOTEの特設コーナーに置いてあることが多いので、見てみてくださいませ。

ひとまず、生存報告まで。
※長い。

だからこそ

2006年4月23日 読書
ISBN:4882711273 単行本 友里 のえる 青磁ビブロス 1992/06 ¥509


今更なんですが、ビブの倒産にびっくりしている鯖です。ご無沙汰いたしております。
※ビブ…出版会社ビブロスのこと。腐女子なら一度はお世話になっているのでは…。鯖さんなんか、社名が青磁ビブロス(昔はそういう名前だった)の頃から読ませて頂いていますよ…。メイドイン☆矢→サムラ○キッズ→ウィニ○グラン…。(←痛)

というわけで、ビブからかなり前に出版されて、現在は絶版になり、鯖さんが鋭意捜索中のこの本をタイトルに持ってきてみました。古本屋もこまめに巡るようにしてたのですが、なかなか見つからないかったのです。もう待っても再版しなさそうだし、ネット通販の中古で買ってしまうことにしました。早く届くといいなあ。っていうか、すごいよ、一週間で買えてしまうんだもんね、オンライン古本サイト。
※友里のえるさん…すごくいいお話を描かれる方です。同人誌は見つけ次第買うようにしています。なんていうか…うん、いいんですよ。どんな風に作品を書いていらっしゃるのか聞いてみたい方の一人。

さて、今回、ビブロスが倒産に追い込まれたのは、系列の共同出版系出版社の失敗があったからだそうです。ビブロスそのものは、BL系の人気作家も抱えていたし、ある程度好調で黒字も出していたそうだし、書店でも、雑誌、単行本とよく見かけていました。出版業界自体が、斜陽産業といわれてしまう場合もあるし、BLバブルもいつまでも右肩上がりではなく、陰りは感じていましたが、ビブロスは老舗だし、いきなり潰れるということは、予想だにしていませんでした。
※共同出版系出版社…新聞の下の広告欄に広告が出ていることが多い。「出版原稿募集」とか「アナタの体験を本にしてみませんか」などといったあおり文句に注目。
共同出版しませんか、などと言っているが、要は出版費用は著者に負担してもらい、出版社のノウハウを提供するから本を出しましょう、というもの。ほとんど費用負担させられておきながら、出来上がった本(印刷物としての現物)の所有権は著者謹呈分以外は出版社にとられてしまったり、といったひどい契約をなし崩しにさせられてしまうこともあるらしい。

そして。

すごい身近(というか同じ職場)に共同出版しそうになって思いとどまった人がいました。ビブの系列のところではないけれど。

趣味をやっていらっしゃって、それのエッセイを書いてまとめている方なのですが、
※旅行が趣味の人が旅行記を書いているような状態をイメージしてください。

某共同出版系出版社の作品コンクールに応募なさったそうです。

すると、数ヵ月後、出版社から連絡があり、連絡内容としては

・今回応募のあったエッセイは、2次選考を通過したものの、企画出版までは至らなかった。
※企画出版…全部出版社もちで出版すること。いわゆる普通の出版。

・でも(編集者個人的には)光るものがあり、このまま埋もれさせておくのは惜しいので、共同出版しないか。

という感じだったそうです。

※私も今まで数度漫画雑誌に投稿したことがありますが、漫画雑誌のスクールや賞の場合、

・一定以上の賞→デビュー(雑誌に載せてもらえる。その後については自分次第と思われる。)

・ある程度の賞→また頑張ってね。(程度によっては、完成原稿前の段階(ネーム)を見て、アドバイスしてもらえたりすることもある)

と大変分かりやすく、投稿者としては、出版社サイドが「使える」と判断するレベルの作品を提示できるかどうかで、それはOKかNOかのどちらかでしかない。賞によっては、通知表のようなアドバイスメモがもらえることもあり、それらを参考にして、次回作品を描くしかないのです。もしくは、直接編集部に作品を持ち込んでみたり。(持ち込んだ作品がそのまま採用になることはあまりなく、良い作品だと、その出版社が行っている新人コンクール応募作に加えるように勧められることが多いみたいですね。)
※たまに、投稿してボツだった原稿を自分で印刷所に持ち込んで同人誌として発行する人もいるそうですが。

その方は、共同出版負担分として、500冊出版して200万円と言われたそうです。

同人誌をやっている場合、自分が描いたものを頒布するということに対して、結構シビアな現実を突きつけられることがあります。
※例えば…頑張って描いたものが手にもとってもらえない、100円とか200円にしても売れない、中身を比べれば、自分の作品の方が質が高いと自信があっても、やっぱり美しいカラーCG表紙のエロ本のほうが売れるらしい、とか。逆に、自分が買うときも、まったく初めて見る同人作家の本を買うことは少ないですけどね。

パソコンの普及、ブログの一般化で一億総表現者と言われる昨今ですが、人様に対価を支払っていただくに足るものを提示できる人、プロデュースできる人、というのはごく一部なわけです。
※この日記にしても、有料だったり、情報料が無料だとしても、かつてのように通信料が時間単位で課金される状態だったら、見てくださる方はもっと少なくなることでしょう。同人サークルだって、黒字になっているのはごく一部だし、最初に見てくださる読者がつくまでに、以前はかなりかかったと思います。最近はHPで一部公開することで、かなり取っ掛かりにはなるように思います。

重版がかかったら、ある程度の印税も入る…。ISBN番号が入って、国会図書館にも自著が納品される、アマゾンで買えるようになる、書店の店頭に並ぶ(出版社が書店と契約して、スペースを確保しているらしい。ただし、どれくらいの期間、どれくらいの冊数を並べてもらえるかは不明。)出版社のノウハウを使っての印刷(カラー写真も相応の印刷で再現!とか)、製本…。

相当心を動かされたらしいですが、実際問題として200万円もの大金は出せなかったのでお断りしたそうですが。

私は、この話を聞いて眩暈がしました。その出版社が許せなくて。
その知人に対しても、あまりに夢見がちだなとは思いましたが、その気持ちを弄ぶような商法をしていることが許せなかった。

大体、素人のエッセイを買う人が、身内以外に何人いるのか。(自分に置き換えてみて、どこの誰かも分からん素人の書いた本を買う気になるか?)200万円で500部ということなので、自己負担分だけで単純計算しても1冊四千円だぞ?有名作家の本だってそんなに出せないような気がするが。冷静に考えれば、最初から行き場のない数百冊の本を抱えて途方にくれることが目に見えている。それとも、赤字覚悟で1000円くらいで売るのか?中身の濃い文庫本が500円で買える時代ですけど。

ちょっと調べてみたのですが、ISBN番号は共同出版以外の形でも取ることは可能のようだし、国立国会図書館への献本も出来る。需要を考えれば、20〜30万円使って、専門の印刷所に直接持込して、身内に配布する冊数(30冊とか50冊とか)だけ印刷すればいいんじゃないのか、趣味の範囲で、と私としては思わざるを得ない。採算を度外視すれば、それなりのレベルの印刷、製本を出版社を通さずにすることも可能だろう。どこまでのノウハウを提供してもらえるかは知らんが、目次をつけろとか、フォントが云々、紙質云々とかは、身近に潜伏している同人屋を2〜3人捕獲して聞いてみれば、当たり前のように知っててやってることだがな。
※同人屋だって、最初は部数20冊のコピー本からスタートすることがほとんどだ。

そういったことを説明することなく、「埋もれさせるには惜しい」(本当にそう思ってるのか、みんなに調子のいいこと言ってるんじゃないのか)「書店に並びますよ」(契約書店の怪しげなコーナーに3日ばかり並ぶ程度?)「重版かかれば印税も」(重版どころか、初版の部数設定からして説明もしないくせに)などど、素人の浮ついた夢をくすぐるような事ばかり言いおって…。

まあ、その辺の現実的なことを考えもしない、だまされる方もちょっとアレなんじゃないかなとは思いますが。

結局、表現したい、自分の描いたものを見て欲しい、ということなら、需要のある部数を見込んで、ISBNにも国立国会図書館にも拘らず、自分で同人誌出版すればいいし、出版社のノウハウ云々をというなら、ちょっと勉強すれば、相手が本当に商業出版しようと思えるだけの内容の作品を自分が作れているかを見直すことも、著者負担の形をとって、お金を巻き上げることの方が真の目的なのかを考えることも出来るだろうから、それを見越して出版契約を見てみればいい。

よく言われて、自分も時々自分に問い掛けるようにしているのが

「お前は漫画が描きたいのか。

それとも漫画家になりたいのか」

ということです。仕事しながらだと、自分が思うほど漫画描く時間が取れないから、漫画家になって思うさま描ける生活を手に入れたいんだ、描いたものを読んで欲しいんだ、ということを確認しながら生きていかなければ。

こんなことを語るのも、そんなエセ商法のようなものが、ビブを倒産に追い込んだのかと思うとやりきれないからです。

何かを本にして表現したいのじゃなくて、ただ「本を出版する」という行為をしてみたいだけの人を食い物にしている商売が、ビブを追い詰めたのかと思うと。
もちろん、そんなことをしていた会社が一番悪いのもあるんですが、一億総表現者といわれる昨今、騙された方の人にも、自分は何かを表現したかったのか、それとも「出版」したかっただけなのか、ちょっと振り返って考えてみて欲しかったなあと思うのでした。

まあ、ビブロスの中のBL出版編集部門は兄メイト系列(?)のところに引き取られていくらしいという話も聞いたので、それはちょっと安心しておりますです。はい。
佐野選手、全日本選手権、お疲れ様でした。
徳州会体操クラブ、団体優勝おめでとうございます〜。

今回は試合会場が尼崎ということで、テレビ観戦とあいなりました。
佐野ファンとしては、いろいろアレな感じでしたけど根。

でも、個人総合は、二種目放送してもらえて良かった(ゆかと鉄棒)と思うべきところでしょう。
※できれば、つり輪と平行棒を放送して欲しかったのですが。いや、一種目も放送してもらえず、それどころか得点さえも表示されず、名前もほとんど出ない、という昨年の全日本に比べれば、すばらしき進歩と思わねばならぬだろう。←自分に言い聞かせてる。
それにしても、N@Kの体操競技の放映は無駄が多いよな…。

ゆかといえば、佐野ファンの最大のフラストレーションポイントでございます。今回も、ゆかの前までは暫定3位につけてたのに、最終的には14位まで落ちちゃったものな…。得手不得手はどの選手にもあるものですが、佐野ファンにとって、ゆかは「これさえ切り抜ければ…」と胃をおさえる種目なのでした。トホホ。
最初の演技種目がゆかだった場合は、一気に追い上げていくのを見られて、ある意味楽しいこともありますが、まったり見たいのに…と思うことも正直ある(笑)

ひとまずお疲れ様、と。ゆかで足を傷めていなければよいのですが、ちょっと心配しております。

そういえば、今日、買い物をしていたら有線放送でスキマスイッチの新曲(チューハイのCMで使っている曲でしょうか。タイトルわからないのですが。)が流れて、佐野選手を思い出しました。買い物が終わっても、しばらく売り場で佇んで聴きました。
※スキマスイッチ、お好きだそうです。

CMも見るたびに佐野選手のことを考えます。なんでこんなに考えてるのか。←確かに、かっこよくなったが。本格的に妄想モードにスイッチ入ってんじゃねえか、自分。帰って来い。

彼に明るい光がさしますように。

 * * * * * *

というわけで(脈絡ないな)最近は、部屋の掃除に力を入れている鯖です。

2ちゃんの「汚部屋から脱出したい」スレでも大人気の「ガラクタ捨てれば〜」(ISBN:4094180311 文庫 田村 明子 小学館 2002/04 ¥540)も読みました。
というか、買いました。←鯖さんが文庫本を定価で買うのは大変珍しい。

風水的にも、散らかった部屋はよろしくないようです。頑張っていろいろ捨ててます。
鯖母が持ち込んだあらゆるもの(というかはっきり言ってガラクタ)も強制送還しました。
※例…S台市指定のごみ袋30枚パック×2とか。ここはS台市ではないので、こちらはこちらで別の袋が指定されているのです。

※…と思ったら、燃えないごみの袋を40枚も買ってきた。そんなに燃えないごみは出ません…。

※後は、推定3年分くらいは持ちそうな量のサニタリー用品とか。一人暮らしなのに…。押し入れが半分、トイレットペーパーとかティッシュやらで埋まりました。

※それと、鯖さんにどうしようもないほど似合わなさそうな服(紫色のジャケットとか)を持ち込むのも勘弁して欲しい。

綺麗な部屋になったらいいことがあるでしょうか。
そんな鯖さんは、部屋を掃除するときに、架空のダーリン「ジャン」を想定し、
※ジャン…鯖さんの中で、ハガレンのジャン・ハボック少尉がプチブーム。だって、松本保典ヴォイスなのですもの。そしてタレ目でぶっきらぼうそうで忠犬なんですもの。

※松本保典ヴォイス…について、鯖友A子と語り合う。癖のない優しいお声で、好きな声優さんの一人です。鯖さんの中で、松本保典さんといえば、まず「OZ」のムトー軍曹なのですよ。たまらんです。後は、「疾風アイアンリーガー」のマグナムエースですね。エヴァ(新世紀エヴァンゲリオン)の映画で軍人の一人をやってたのも聞き逃しませんよ〜!
ああ、久しぶりにファイバード見たい…。

1 ジャンが来たときに、見られてまずいものは、捨てるかしまうかする。
※例…同人誌はしまう。でも、あんまり捨てられない。ジャンにはヲタであることを隠しているのか、自分よ(爆笑)

2 服は、ジャンとのデートに来ていけないものは強制送還もしくは切り刻んで雑巾。
※でも、どこにデートに行くかは考えていない。←頭悪い。

3 消耗品の在庫は1つだけ。
※家賃を床面積で除して、平米あたりの保管費用を算出し、安売りで買いだめしても、それだけの保管費用を払わなければならないのだから、定価で買って、空間を広々使うほうが精神衛生上よろしいのだと言い聞かせる。

4 惜しまず使う。脱貧乏性。
※せっかく購入したおCHANEL様のコスメも、使わなければただの粉…。もったいなくて眺めているうちに変質してしまったら元も子もない…。毎日がジャンとのデートだと思い(哀)、惜しまず化粧する…と思い込む(痛)というわけで、ここのところ、ニナリッチでもらったカラーコントロールのサンプルを使ってるんですけど(バーズ・ニュアンセとかいうやつ)なかなか良いです。

※さらに、ハイレベルな貧乏性なので、買い物したときの紙袋とか包装紙とかも捨てられんのです…。ちょっとずつ使って捨ててるんですけど。でもまだおCHANEL様のリボンは捨てられん…。何に使うんだよと小一時間自分を問い詰めたい。

そんな感じで、ちょっとずつ汚部屋脱出中です。クイックルワイパーかけまくりです。お風呂の排水溝にはパイプマンを時々流します。あんまりやりすぎると強い薬品なので、良くないみたいですが。すごく綺麗になるのでたのしい。来週の休みの日にはベランダを拭きたい。

机に置いた紙に、やることを書いて、クリアするごとに赤ペンで消していってます。ちょっと楽しいな。うふふ。

綺麗になった部屋に、ジャンが来てくれますように(激痛)
ISBN:4088737857 コミック 藤崎 竜 集英社 2005/03/04 ¥410

プチ鬱が進化(というか進行)してミドル鬱(鯖造語)というレベルなんですけど、それでもこれは叫ばねばならない。叫ぶべきであろう。と言いますか(←神さまの口癖)叫ぶ。

Waq−Waq(2)発売

今回ももちろん発売日当日にゲットです。アイシールド21の12巻もあわせて購入。
こういうことがあるから、そう簡単には死ねんたい!(何語ですか)
※最近は、入浴中に苦しくなるギリギリまで顔を水につける、ベッドに横になって何秒息を止められるか自分チキンレース、等の方向に進行中。かなりイタい。あと20日くらい出社すればとりあえず転勤させてもらえそうだし、同じ職場にいるキモい人(としか表現しようの無い人がいる。)とももう会わなくてすむのだから、ヤケになるのは得策ではないと分かってはいるのですが…。引継ぎ作業が虚ろ過ぎ。

フジリュー先生が購入されたという「P901iダットエムオー」をネットで検索しつつ、強固なPHSユーザーでありながら(しかもN@T嫌い)なんかもう、フジリュー先生とおそろいだったら、携帯(しかもNT@ドコモ)に変えてもいいかしら?なんて呟く末期状態の愚魚。
※ジャムプの巻末コメント参照。

また今回も断崖絶壁今何処や駄文がなくて、それはそれでちょっと泣きそうなんですけど、本編そのものは新たな展開を見せて面白いです。
※復活熱烈希望。

ジャムプ本誌もあわせて読んでるんですけど、ますます「タイトロープ」がよみがえってきて、何度も読み返してしまう。より類似点と相違点が明らかになってきましたね。

TIGHT ROPE…
フジリュー先生の初期短編集「WOPLDS」収録の短編。巻末の断崖絶壁今何処でも「(続編についてのコーナーで)このストーリーはは結構いけるので、後で別のマンガとして描くと思う」とコメントされている。
賢者ヨオキだとか、西、機械と人間、海上浮遊管理都市と蜘蛛の糸といった、キーの共通が散見される。
赤い血と黒い血と機械…なあたり、タイトロープの続編そのものと言うよりは、世界観を一回り複雑にしたものといえるのではないか?(タイトロープの主人公)ディーンたちが追い求めた「自由」とWaq−Waqの防人たちが追い求める「たった一つ叶えられる願い」は共通なのか?
初期のちょっとブラックな感じの雰囲気が好き。


そして、キタキタキタ!!!

三賢者、ヨキ・コト・キク!

※言うまでもなく犬神家の一族。この前のドラマではスケキヨさんが西島秀俊さんで嬉しかった。彼なら加藤あい@タマヨさんと幸せになってくれと心より願えるね。うん。

もー、フジリュー先生のこういうところ大好き…。(←病んでる)

表紙の美麗さ(完成寸前のデータがクラッシュするという悲劇を乗り越えて作成なさったそうです…うう。おいたわしい…)も、鯖の動揺を誘う…。全体的に線が繊細になった気がします。
サンプル画像では微妙な色やらが飛んでるように思うんですが。もっと緑がかったような感じがしますよ、私の手もとの現物は。
※これと好対照なタッチがアイシールド21かなあ…。今回の12巻ではP107の高見さんのパスシーンが一番カッコ良かった…。何回も読んでゾクゾクしました。特に腕の伸びきったところね…。凄いなあ、静止しているのに動いているよ。漫画の醍醐味。

そしてちょっと、レオ(表紙左側)、かっこいいんじゃないの?(今更…)
2巻では、護神像アシャに対する、レオの微妙な表情が切ないよ…。そうよね、いくらなんでもあっさりシオになびきすぎじゃないのか、アシャ…。いや、なびかなかったら話進まないから仕方ないけど。
※このへんのレオの表情の微妙な切なさは是非読んでいただきたい。P113〜124あたり。
ああいう、ちょっと素直じゃないくせに不器用で暖かくて優しい殿方は大好きです。うっとり。目のクマが無くなったら、急に正統派の美形になってしまわれた(笑)←牙突を繰り出さないあたりに、コノミンとは違うフジリュー先生の良心と心意気を見て、愛しさのあまり涙する鯖。

それ以外にもテキッテキッとおちていく点滴にまた悶える鯖(笑)

こういう、表情の微妙さは結構、少女マンガの方が追求されてると思うんですけど、フジリュー先生も微妙な表情がどんどん良くなっているというか、グッと来るものをかもし出すようになってきていらっしゃると思います。表情って1本の線、ちょっとした角度や太さで印象はビックリするくらい変わる。

そういや、ワンピースの尾田先生も、ルフィの表情は、目の点の打ち方で全然違ってくるって何かのインタビューでコメントされていたような。ああいう目の描き方って、視線がごまかせないから難しいと思う。結構、真正面を見据える表情って描けないなあ。どこか視線が逃げているというか、ぼんやりとしているの。

そしてストーリーもゆっくり進んでいるし…。巻末で毎週毎週胃が痛みそうな思いですが、思いきり最後まで描き切って欲しいです。
※いつも、Waq−Waqの後にはジャガーしかなくて切ない…。

毎週、WJであらすじはチェックしているんで、今回の2巻でネタフリしているところ(神さまが、Waq−Waq世界の食べ物は石油の味がして体が受けつけない、とつぶやいたり。)に対する答えのようなものも本誌ではちょっと出てきてたりするんですけど、やっぱり一気に読んだ方が面白い。1回目より2回目のほうが面白い。

うーん。コミックスの3巻がでるまでWJのチェックをガマンした方がいいのだろうか…。でもその間にカラーが出たりしたら悔しいしな。
巻末コメントも見逃したくないし。
※コメントについては、データベースのようなサイトさんがアップしてくださってるので、そちらでチェックする手もあるが、やはり直接見たい。

もう1回、タイトロープから読みなおすぞ〜!

1 2

 
鯖

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索