Desperado

2012年2月26日 音楽
言わずと知れた、イーグルスの名曲。映画のコンセプトソングに使われたこともあって(十三人の刺客。役所広司さんが主演でSMAPのごろちゃんが悪役だった。)耳にする機会も増えました。
名曲なのは間違いないんですが、わたくし自身が歪な精神世界で蠢いているんで、すごく刺さるし、傷つけられて、抉られるんですよね。

フェンスの上で、心のゲートを開けずにいるかたくなな自分。
素直になれよって言われてもなれない自分。
ダイヤのクイーンに拘っているように見栄を張っているけど、本当はきっと誰よりハートのクイーンを求めてる。でもそんな自分をうまく出せなくて、強がって無い物ねだりをしてるように思われてる。
わかってる。

だから、わかってるから、誰かに愛されることが必要だなんて、ひどいことを言わないで。

愛されたいと、一番強く思ってるのはわたし。
できるのならもうしてる。

no youngerだってわかってる。
it’s too lateだよ。

だからそっとしてて。これ以上、惨めにさせないで。


まあ、私にとってはそういう歌だったので、避けてたんですけど、偶然YouTubeで広島綾子さんというソロシンガーの方が、ご自分で和訳(むしろ意訳とか、彼女の解釈をもとに作詞したような感じを受けました)された詞で歌ってらっしゃったのを聴いて、ボロ泣きしてしまいました。
夜中に三回リピートして、繰り返すごとにボロ泣き。
次の日仕事だったので、そこで自重しましたが。

すごく優しい歌でした。
後で御本人のブログを拝見したところ、いい感じに呑兵衛さんらしく、ますます好感度アップ(笑)
首都圏でのライブが活動の中心らしいので、いつか直接聴けたらいいなあと思っています。この曲も含め、公式アカウントでYouTubeにアップされているライブ映像がいくつかあるので、ありがたく聴かせていただこう。

しかしイーグルスの原曲はエグい歌詞だよね…。いくらならず者だからって、正論振りかざして全否定されていいってわけないよ。自分の理解できない生き方をしてるひとに、親切心の綺麗事を押し付ける人って、傲慢というか。
そして、自分がならず者的精神世界でやさぐれていることに気づいてしまって、orz となっております。

コメント

鯖

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索