| メイン |
ISBN:4061858963 文庫 有栖川 有栖 講談社 1995/03 ¥620
***** スイマセン、ミステリについては、ほとんど言及してません *****
今、最も習得したい言語は、英語でもハングルでもドイツ語フランス語でもなく、関西弁な鯖です。皆様こんにちは。
※関西弁…鯖母が関西出身なので、ワタシもそう思って聞けばそんな気がする程度の関西イントネーションでしゃべっているらしいです。(←鯖事務所の所長談)自分では、職場で使う言葉はあまり偏りのないN@K的標準語のつもりでいたんですけれど。そういえば、先日、バリバリ関西弁のおばちゃんの応対をしていた時はかなり影響されていました。微妙な素地はあるのかもしれない。
というのも、腐女子且つミステリファンなら一度は読む、有栖川有栖(ありすがわありす)シリーズをようやっと読み始めたからです。興味は以前からあったんですけど、何故だか読む機会がなかったんですよね。
で、あっさりハマりました。有栖の関西弁がめちゃ可愛いんですが。
あと、火村がめちゃくちゃ好みです。鯖が好きなイラストレーターさんが、自費出版の本(というかオリジナルの同人誌なんですけど)のトークページで火村のイメージイラスト書いていたことがあって、その火村があまりにもイメージ通りで好みでビックリしました。読むときはそのイラストに脳内変換して読んでますよ。漫画化されたヤツもなかなかいい感じですが、そっちのほうがより理想かな。
あ、火村トークは置いといて。
いいよな、関西弁。可愛いぜ関西弁。
※今更ですが未読の方のために…このミステリの著者が、小説家・有栖川有栖さん。
で、このシリーズは、新進ミステリ作家「有栖川有栖」が語り手(シャーロックホームズシリーズで行けばワトソン役)となって、探偵役と一緒に謎にぶつかって行く…というスタイルで書かれているのです。
探偵役は、江神二郎シリーズと火村英生シリーズの2系統。この同じ語り手をもつ2シリーズがどう絡み合っているのかも気になるところ。
で、この語り手アリスはごっつ可愛い関西弁でしゃべるわけです。
火村篇は作家篇(大学助教授火村とミステリ作家アリス)と学生篇(二人は大学時代からの友人という設定)があり、作家篇はともに34歳という設定年齢にも関わらずラブリー(←鯖さん妄想フィルター装着中)でたまらんです。
ああ、あれ読んでると、関西弁ネイティヴになりたいなと思いますよ。駅前留学で関西弁を教えてくれる予備校はないのだろうか(ありません)ノ@ウサギ、何とかならないですか?(なりません)
※普段も、くだけて話していると、「○○さんいないから」の意で「○○さん、いーひんから」とか「ああ、せやね」なんて言うことはあるんですが、その直後に「○○だっちゃ」などと素で言ってしまい、凹みます。
※だっちゃ…M城県の一部に広がる接尾語?語尾を上げる感じで発音し、「○○でしょ?」のように使うこともある。
で、見事関西弁を習得した暁には、惚れた殿方(今も昔もおらんが)に関西イントネーションで思いの丈を打ち明けてみたい。
※打ち明ける行為そのものが目的になっているところがちょっとおかしい。恋愛の成就云々よりも、関西弁でやることに重点がおかれているところが本末転倒で、鯖さんらしい。
もちろんセリフは決まっている。
「きみが好きや」
くはーっ!!たまらん。たまらんね。(ワタシが)
可愛いぜアリス!(←違)この「きみ」はひらがなテイストなのがポイント。
何故だか分りませんが、告白の至上の言葉は、こういった言葉だと盲目的に思ってしまう。
相手に何も求めてない(言葉の上では)からかなあ。
言われたら困るんですけどね。
「付き合ってくれ」だったら、イエス、ノーがありますが、「好きや」と言われてイエスもノーもないだろうし。好きでいるのもヤメロという権利も無いし。←それもどうか。
ただ相手のことが好きで好きで、という感じが(私の考えとしては)いいなあと思うのです。
※相手もおらんのによう言うな。
で、たたみかけるように
「きみはどうや?………都合ええように解釈してええか?」
くーーーー!!
※鯖さん身悶え。転がる転がる(笑)なんか、この辺から、自分が言ってるんだか、誰かに言われているんだか、ハッキリしなくなっているようだ。もうこの際、どっちでもいい。
むしろ、こういう場面を繰り広げているカップルを近くで演出する黒子になりたいとおもいますよ。あ、黒子が一番良いかも。←それでいいのか。
肯定の時は是非「absolutely(もちろん)」とキザにささやいて頂きたい。
※鯖さん、「46番目の密室」に影響されて妄想フィルターが暴走しているようです。もうカレーでもなんでも奢ったる!!
否定するならするで、こちらが
「そっか、ならしゃーないな」
とちょっと困った感じで呟けるようなエエ感じの返答をして頂きたいものです。(←何様だよ)
ああ、いいねえ。是非習得したいものだよ、関西弁。もう目的が訳わからんことになってますけど。
何か、鯖の中の血がそうさせるんだろうか?
※それ以外の九州とか東北の方言にはここまでときめきは感じないんですがね。
しかし、実際の関西人は、多分、鯖母や母方親族の性質から察するに、ワタシよりかなり強引でせっかちで、押しが強い傾向があるんじゃないかと思います。個体差はあるでしょうが。
だから、実際に自分がその中にほうり込まれたらついて行けなくて、こっちがつぶれてしまうかもなア、とは思いますが。
おそらく言葉の雰囲気から自分が考える、都合の良い所どりのイメージ関西人ワールドに憧れているんでしょう。(賛同者募集中)
とりあえず、火村シリーズを中心に有栖川有栖作品を読んでいくことにしようと思いました。
ここのところ、陳瞬臣先生の中国史モノとか、司馬遼太郎先生の幕末モノとか、渋いところばかり読んでいたので、柔らかい世界観のモノが(あんまり有栖川有栖作品も甘くは無いが)読みたいなと思っていたところでもありますし。
※でも、陳瞬臣先生のは初めて読んだんですけど、淡々としてて、その積み重ねが迫力があって面白かった。史実どおりだから、結末は知っているはずなのに、ページを繰る手が震えそうになる場面がありました。事実の積み重ねって、ものすごいパワーがある。事実は小説より奇なり、というけれども、事実を書いた小説ってどうなんだろう。
久々に本を読むのが楽しい。今日買ったのは「まるごと川原泉」第二号だけど。
※鯖さんが漫画読んでて「スゲー」と脱帽しそうになったのは、川原泉先生の「笑う大天使」(特にラスト)と楠本まき先生の「Gの昇天」の二つ。あれを越えるものをいつか描けるようになりたい。
***** スイマセン、ミステリについては、ほとんど言及してません *****
今、最も習得したい言語は、英語でもハングルでもドイツ語フランス語でもなく、関西弁な鯖です。皆様こんにちは。
※関西弁…鯖母が関西出身なので、ワタシもそう思って聞けばそんな気がする程度の関西イントネーションでしゃべっているらしいです。(←鯖事務所の所長談)自分では、職場で使う言葉はあまり偏りのないN@K的標準語のつもりでいたんですけれど。そういえば、先日、バリバリ関西弁のおばちゃんの応対をしていた時はかなり影響されていました。微妙な素地はあるのかもしれない。
というのも、腐女子且つミステリファンなら一度は読む、有栖川有栖(ありすがわありす)シリーズをようやっと読み始めたからです。興味は以前からあったんですけど、何故だか読む機会がなかったんですよね。
で、あっさりハマりました。有栖の関西弁がめちゃ可愛いんですが。
あと、火村がめちゃくちゃ好みです。鯖が好きなイラストレーターさんが、自費出版の本(というかオリジナルの同人誌なんですけど)のトークページで火村のイメージイラスト書いていたことがあって、その火村があまりにもイメージ通りで好みでビックリしました。読むときはそのイラストに脳内変換して読んでますよ。漫画化されたヤツもなかなかいい感じですが、そっちのほうがより理想かな。
あ、火村トークは置いといて。
いいよな、関西弁。可愛いぜ関西弁。
※今更ですが未読の方のために…このミステリの著者が、小説家・有栖川有栖さん。
で、このシリーズは、新進ミステリ作家「有栖川有栖」が語り手(シャーロックホームズシリーズで行けばワトソン役)となって、探偵役と一緒に謎にぶつかって行く…というスタイルで書かれているのです。
探偵役は、江神二郎シリーズと火村英生シリーズの2系統。この同じ語り手をもつ2シリーズがどう絡み合っているのかも気になるところ。
で、この語り手アリスはごっつ可愛い関西弁でしゃべるわけです。
火村篇は作家篇(大学助教授火村とミステリ作家アリス)と学生篇(二人は大学時代からの友人という設定)があり、作家篇はともに34歳という設定年齢にも関わらずラブリー(←鯖さん妄想フィルター装着中)でたまらんです。
ああ、あれ読んでると、関西弁ネイティヴになりたいなと思いますよ。駅前留学で関西弁を教えてくれる予備校はないのだろうか(ありません)ノ@ウサギ、何とかならないですか?(なりません)
※普段も、くだけて話していると、「○○さんいないから」の意で「○○さん、いーひんから」とか「ああ、せやね」なんて言うことはあるんですが、その直後に「○○だっちゃ」などと素で言ってしまい、凹みます。
※だっちゃ…M城県の一部に広がる接尾語?語尾を上げる感じで発音し、「○○でしょ?」のように使うこともある。
で、見事関西弁を習得した暁には、惚れた殿方(今も昔もおらんが)に関西イントネーションで思いの丈を打ち明けてみたい。
※打ち明ける行為そのものが目的になっているところがちょっとおかしい。恋愛の成就云々よりも、関西弁でやることに重点がおかれているところが本末転倒で、鯖さんらしい。
もちろんセリフは決まっている。
「きみが好きや」
くはーっ!!たまらん。たまらんね。(ワタシが)
可愛いぜアリス!(←違)この「きみ」はひらがなテイストなのがポイント。
何故だか分りませんが、告白の至上の言葉は、こういった言葉だと盲目的に思ってしまう。
相手に何も求めてない(言葉の上では)からかなあ。
言われたら困るんですけどね。
「付き合ってくれ」だったら、イエス、ノーがありますが、「好きや」と言われてイエスもノーもないだろうし。好きでいるのもヤメロという権利も無いし。←それもどうか。
ただ相手のことが好きで好きで、という感じが(私の考えとしては)いいなあと思うのです。
※相手もおらんのによう言うな。
で、たたみかけるように
「きみはどうや?………都合ええように解釈してええか?」
くーーーー!!
※鯖さん身悶え。転がる転がる(笑)なんか、この辺から、自分が言ってるんだか、誰かに言われているんだか、ハッキリしなくなっているようだ。もうこの際、どっちでもいい。
むしろ、こういう場面を繰り広げているカップルを近くで演出する黒子になりたいとおもいますよ。あ、黒子が一番良いかも。←それでいいのか。
肯定の時は是非「absolutely(もちろん)」とキザにささやいて頂きたい。
※鯖さん、「46番目の密室」に影響されて妄想フィルターが暴走しているようです。もうカレーでもなんでも奢ったる!!
否定するならするで、こちらが
「そっか、ならしゃーないな」
とちょっと困った感じで呟けるようなエエ感じの返答をして頂きたいものです。(←何様だよ)
ああ、いいねえ。是非習得したいものだよ、関西弁。もう目的が訳わからんことになってますけど。
何か、鯖の中の血がそうさせるんだろうか?
※それ以外の九州とか東北の方言にはここまでときめきは感じないんですがね。
しかし、実際の関西人は、多分、鯖母や母方親族の性質から察するに、ワタシよりかなり強引でせっかちで、押しが強い傾向があるんじゃないかと思います。個体差はあるでしょうが。
だから、実際に自分がその中にほうり込まれたらついて行けなくて、こっちがつぶれてしまうかもなア、とは思いますが。
おそらく言葉の雰囲気から自分が考える、都合の良い所どりのイメージ関西人ワールドに憧れているんでしょう。(賛同者募集中)
とりあえず、火村シリーズを中心に有栖川有栖作品を読んでいくことにしようと思いました。
ここのところ、陳瞬臣先生の中国史モノとか、司馬遼太郎先生の幕末モノとか、渋いところばかり読んでいたので、柔らかい世界観のモノが(あんまり有栖川有栖作品も甘くは無いが)読みたいなと思っていたところでもありますし。
※でも、陳瞬臣先生のは初めて読んだんですけど、淡々としてて、その積み重ねが迫力があって面白かった。史実どおりだから、結末は知っているはずなのに、ページを繰る手が震えそうになる場面がありました。事実の積み重ねって、ものすごいパワーがある。事実は小説より奇なり、というけれども、事実を書いた小説ってどうなんだろう。
久々に本を読むのが楽しい。今日買ったのは「まるごと川原泉」第二号だけど。
※鯖さんが漫画読んでて「スゲー」と脱帽しそうになったのは、川原泉先生の「笑う大天使」(特にラスト)と楠本まき先生の「Gの昇天」の二つ。あれを越えるものをいつか描けるようになりたい。
| メイン |
コメント