鯖、お呼ばれする
2004年9月24日鯖友(殿方)が結婚しまして、お呼ばれしてまいりました。
披露宴は、まさにプリプリの「パパ」がエンドレスでかかっているような錯覚に陥りそうになりました。
花嫁さんについては、新郎のお話づてに聞いていただけで、御本人とお会いするのは初めてだったのですが、何だかスゲェなと感服致しました。
※プリプリの「パパ」…かなり前に、ちょこっと書いたことがあるんですけれども、往年の名曲(鯖さんの個人的な意見としては迷曲)で、(おそらく結婚を前提に)恋人を父親に紹介する、というシチュエーションの曲です。プリプリ世界自体が、バブル期ならではの人生観に立っている気はしますけれども。
以下、ちょっぴり歌詞要約(というか抜粋)
√ あのね あの人 パパにどこか似てるの
√ あのね パパもあの人 気に入るはずよ 私たち愛し合ってるの
√ パパの子に 生まれて良かった
√ パパのかわりに 私のことを あの人が守ってくれるの
カーーーーーッ!!テメェの身くらいテメェで守らんかい!!自分で食い扶持稼ごうと思う気概を持たんかい!と目の前に正座させて説教かましたくなるような曲でございますが、まさにそんな感じでした…。
新郎が就職したらすかさず(半年置かずに)結婚し、自分は見事専業主婦…。お約束の花嫁の手紙では(まさか本当にそんなことする人がいるとは思っていなかったが)「パパのような人と結婚したいと思っていました」と来た…。
※新郎はどちらかというと坊ちゃん坊ちゃんしたブルジョワテイストの殿方なので、彼が「パパのような人」なのかどうかは不明。
スゲェな。
もう鯖さん、ひれ伏してしまいそうです。
その自信というか、何というか…。「仕事イヤだ〜」なんて言いつつ、せこせこ安月給で働いている己が身の上について考えてしまいました。
うーん、それっていいかもしれんよ、うん。ええ。やだけど。
何か、そこまで出来たらある意味幸せだなあと思ってしまいました。お呼ばれしておいて何なんですけれども。
※祝う気持ちあるのか、と言われてしまうとちょっと苦笑い。
それが悪いとは思わないし(新郎側が許容すれば、の話ですが。)、それも一つの選択だとは思いますが、私はそんなことできない。それに何も感じないでいられる感性って、幸せなのかもしれないなあ、それを許容してくれる相手がいれば幸せなのかもしれないな、と。
新婚早々、家計はお小遣い制になったそうですよ。
そうか。私としては、新郎の方が、それに甘んじていられる優しさ(というか押しの弱さ?)が理解できないのですけれども(だって、自分が外で苦労して得てきている現金収入の使い道を決めるのは当然だと思う。専業主婦のいる家庭でも、生活費等として必要経費を主婦に委託し、残りを自分が管理するべきじゃないかなあ。全部渡して、お小遣いをもらう…って、そんなの有り得ないんですが。自分が働くようになって余計にそう思う。←鯖家は生活費制をしいています。)
専業主婦(夫)って、なんでそんなに愛されているという自信に満ちていられるのだろう。
ちょっとでも働いた経験があれば、外で働いて糧を得てくることがどんなに大変かは理解できるはず。配偶者が、そうやって得てきたもので養ってもらうことに、何も感じないのか?
ほとんどの人は、仕事が楽しくて楽しくてしょうがなくて、つらいことなんて全然ナイ、なんてことはないはず。
あれこれしてれば、少なからず凹む事だってあるわけです。だから(今回のケースで言えば花嫁は)仕事を辞めたかったんでしょ?楽しくてしょうがないのなら、結婚したって何したって続けていけばいいのだから。
子供が出来て、保育所の問題や、子供の体が弱くて、フルタイムで働きつづけることが難しくて、両親のどちらかが家にいなくてはいけない事態になるのならともかく、結婚しただけで仕事を辞める、というのは放棄したこと、相手に経済的な基盤を依存したことだと、私は思うのです。
でも、相手(夫)には、その外での仕事を続けて、ワタシを養ってね、幸せにしてね、といえる神経が羨ましい。太すぎです。それにしても「幸せにしてね」ってつくづく他力本願で恐ろしい。
それを家事で返そうと思ったら、どんなレヴェルの家事が要求されるのかと考えれば考えるほど恐ろしい。ダス@ンを越えなきゃいけないよ。愛情だけではメシは食えないのです。うむ。
私が、自分のお給料で誰かを養おうと思ったら、相手に恐ろしいレヴェルの貢献を要求するけどね(笑)だって、あんなにイヤな思いや虚ろな気持ちに耐えながら仕事してもらったお給料で養うんだよ?
※それを思うと、今まで養ってくれた鯖父ってエライなあと頭が下がりまする。
引け目を感じないくらいまで家事して、相手に貢献しようと思ったら、外で自分の食い扶持分だけでも働く方がスッキリするかもしれない。
何も感じないくらい鈍感になって、養ってもらうのが当たり前みたいにのんびりしていられたら、それはそれで楽しいだろうけれども。
男の人って大変だ。
でも、殿方は、「結婚」「このおなごを養う」とか「明かりのついている家に帰ってくるのが幸せ」とか思っているのだろうか…。高い明かり代だな。
そう思っていなくても、相手のおなごの方が、それが当たり前だと思っていると、もっと大変だろうなと思う。
※鯖友のところは、そこまでハラをくくるまえに押し切られたっぽい。直前に開き直るまで、新郎はかなりマリッジブルーだったそうな(笑)でも、結局ハラくくったのだから(諦めたともいえるのかもしれないけれども)エライよ、それはそれで。
彼らが幸せならそれはそれでいいけれど、10年、20年たった時に、どう思うかですよね。
それに、働いている方が、いきなり会社辞めたり、夢に向ってフライハイ(して収入激減)したりしたらどうするんだろうなあ。自分の生活が危うくなるから、好きなコトするな、働いて来い、っていうんだろうか?自分がしたいことが相手の気にそわなかったら、諦めるのだろうか?
うーん。やっぱり多少なりとも、経済基盤は生きていく上で持ったほうがいいように思うなあ。先立つものはお金、というのは否定しようのない人生の真理だと思うので。
そして解せないのは、私のように、自分の食い扶持は自分で稼ぐぜ、というおなごよりも、「パパ」のようなおなごの方がニーズが高いことだ(←笑。微妙に妬みあり←爆笑)
やっぱり大変でも、自分を「旦那様」と頼ってくれるおなごが欲しいのだろうか?そんなに養いたいか?
「なに?今月の生活費足りないの?しょうがないなあ、トイチよ?」なんてサラッと言えるようなおなごと対等に付き合ってるのもカッコイイと思うんですけれども、どうですか?完全に経済的に対等で。
子供を望む場合の産休だけはおなごが取らざるを得ませんが、育休親の介護も完全分担で、ダブルインカムですよ。すばらしいではないか?マイホームだって余裕で買えるかもよ?
※それ以前に、「トイチ」(十日で利子が1割)は違法な金利です。
まあ、別に良いけどさ。現実としてニーズがないわけだし(涙)
披露宴は、まさにプリプリの「パパ」がエンドレスでかかっているような錯覚に陥りそうになりました。
花嫁さんについては、新郎のお話づてに聞いていただけで、御本人とお会いするのは初めてだったのですが、何だかスゲェなと感服致しました。
※プリプリの「パパ」…かなり前に、ちょこっと書いたことがあるんですけれども、往年の名曲(鯖さんの個人的な意見としては迷曲)で、(おそらく結婚を前提に)恋人を父親に紹介する、というシチュエーションの曲です。プリプリ世界自体が、バブル期ならではの人生観に立っている気はしますけれども。
以下、ちょっぴり歌詞要約(というか抜粋)
√ あのね あの人 パパにどこか似てるの
√ あのね パパもあの人 気に入るはずよ 私たち愛し合ってるの
√ パパの子に 生まれて良かった
√ パパのかわりに 私のことを あの人が守ってくれるの
カーーーーーッ!!テメェの身くらいテメェで守らんかい!!自分で食い扶持稼ごうと思う気概を持たんかい!と目の前に正座させて説教かましたくなるような曲でございますが、まさにそんな感じでした…。
新郎が就職したらすかさず(半年置かずに)結婚し、自分は見事専業主婦…。お約束の花嫁の手紙では(まさか本当にそんなことする人がいるとは思っていなかったが)「パパのような人と結婚したいと思っていました」と来た…。
※新郎はどちらかというと坊ちゃん坊ちゃんしたブルジョワテイストの殿方なので、彼が「パパのような人」なのかどうかは不明。
スゲェな。
もう鯖さん、ひれ伏してしまいそうです。
その自信というか、何というか…。「仕事イヤだ〜」なんて言いつつ、せこせこ安月給で働いている己が身の上について考えてしまいました。
うーん、それっていいかもしれんよ、うん。ええ。やだけど。
何か、そこまで出来たらある意味幸せだなあと思ってしまいました。お呼ばれしておいて何なんですけれども。
※祝う気持ちあるのか、と言われてしまうとちょっと苦笑い。
それが悪いとは思わないし(新郎側が許容すれば、の話ですが。)、それも一つの選択だとは思いますが、私はそんなことできない。それに何も感じないでいられる感性って、幸せなのかもしれないなあ、それを許容してくれる相手がいれば幸せなのかもしれないな、と。
新婚早々、家計はお小遣い制になったそうですよ。
そうか。私としては、新郎の方が、それに甘んじていられる優しさ(というか押しの弱さ?)が理解できないのですけれども(だって、自分が外で苦労して得てきている現金収入の使い道を決めるのは当然だと思う。専業主婦のいる家庭でも、生活費等として必要経費を主婦に委託し、残りを自分が管理するべきじゃないかなあ。全部渡して、お小遣いをもらう…って、そんなの有り得ないんですが。自分が働くようになって余計にそう思う。←鯖家は生活費制をしいています。)
専業主婦(夫)って、なんでそんなに愛されているという自信に満ちていられるのだろう。
ちょっとでも働いた経験があれば、外で働いて糧を得てくることがどんなに大変かは理解できるはず。配偶者が、そうやって得てきたもので養ってもらうことに、何も感じないのか?
ほとんどの人は、仕事が楽しくて楽しくてしょうがなくて、つらいことなんて全然ナイ、なんてことはないはず。
あれこれしてれば、少なからず凹む事だってあるわけです。だから(今回のケースで言えば花嫁は)仕事を辞めたかったんでしょ?楽しくてしょうがないのなら、結婚したって何したって続けていけばいいのだから。
子供が出来て、保育所の問題や、子供の体が弱くて、フルタイムで働きつづけることが難しくて、両親のどちらかが家にいなくてはいけない事態になるのならともかく、結婚しただけで仕事を辞める、というのは放棄したこと、相手に経済的な基盤を依存したことだと、私は思うのです。
でも、相手(夫)には、その外での仕事を続けて、ワタシを養ってね、幸せにしてね、といえる神経が羨ましい。太すぎです。それにしても「幸せにしてね」ってつくづく他力本願で恐ろしい。
それを家事で返そうと思ったら、どんなレヴェルの家事が要求されるのかと考えれば考えるほど恐ろしい。ダス@ンを越えなきゃいけないよ。愛情だけではメシは食えないのです。うむ。
私が、自分のお給料で誰かを養おうと思ったら、相手に恐ろしいレヴェルの貢献を要求するけどね(笑)だって、あんなにイヤな思いや虚ろな気持ちに耐えながら仕事してもらったお給料で養うんだよ?
※それを思うと、今まで養ってくれた鯖父ってエライなあと頭が下がりまする。
引け目を感じないくらいまで家事して、相手に貢献しようと思ったら、外で自分の食い扶持分だけでも働く方がスッキリするかもしれない。
何も感じないくらい鈍感になって、養ってもらうのが当たり前みたいにのんびりしていられたら、それはそれで楽しいだろうけれども。
男の人って大変だ。
でも、殿方は、「結婚」「このおなごを養う」とか「明かりのついている家に帰ってくるのが幸せ」とか思っているのだろうか…。高い明かり代だな。
そう思っていなくても、相手のおなごの方が、それが当たり前だと思っていると、もっと大変だろうなと思う。
※鯖友のところは、そこまでハラをくくるまえに押し切られたっぽい。直前に開き直るまで、新郎はかなりマリッジブルーだったそうな(笑)でも、結局ハラくくったのだから(諦めたともいえるのかもしれないけれども)エライよ、それはそれで。
彼らが幸せならそれはそれでいいけれど、10年、20年たった時に、どう思うかですよね。
それに、働いている方が、いきなり会社辞めたり、夢に向ってフライハイ(して収入激減)したりしたらどうするんだろうなあ。自分の生活が危うくなるから、好きなコトするな、働いて来い、っていうんだろうか?自分がしたいことが相手の気にそわなかったら、諦めるのだろうか?
うーん。やっぱり多少なりとも、経済基盤は生きていく上で持ったほうがいいように思うなあ。先立つものはお金、というのは否定しようのない人生の真理だと思うので。
そして解せないのは、私のように、自分の食い扶持は自分で稼ぐぜ、というおなごよりも、「パパ」のようなおなごの方がニーズが高いことだ(←笑。微妙に妬みあり←爆笑)
やっぱり大変でも、自分を「旦那様」と頼ってくれるおなごが欲しいのだろうか?そんなに養いたいか?
「なに?今月の生活費足りないの?しょうがないなあ、トイチよ?」なんてサラッと言えるようなおなごと対等に付き合ってるのもカッコイイと思うんですけれども、どうですか?完全に経済的に対等で。
子供を望む場合の産休だけはおなごが取らざるを得ませんが、育休親の介護も完全分担で、ダブルインカムですよ。すばらしいではないか?マイホームだって余裕で買えるかもよ?
※それ以前に、「トイチ」(十日で利子が1割)は違法な金利です。
まあ、別に良いけどさ。現実としてニーズがないわけだし(涙)
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