ちょっぴり消化不良
2004年8月30日アテネ五輪も終わりました。
選手の皆様、お疲れ様でした。すばらしいパフォーマンスをどうもありがとう、そういう気持ちです。
さて。
鯖さんの心はもう週刊漢女ジャンプの方へフライハイ!ですよ。
フジリュー先生の新連載「Wa~q2」(もはや標準フォントで記載することも出来ないタイトルです、ワークワーク…)ですよ、お嬢さん。
あ、あの、正直に言っていいですか。
正直に言いますね。
全然わかんないッスよ御主人!意味不明ッスよ!
連載初回の55P(大増だな…。来週も25Pで嬉しい。←普通は19P)を読んでも、世界観がほとんど掴めない感じでした。どうなっていくのか。あと「神様」って結局何なんですか、先生。カラーは完全にCGに移行してしまわれたのか…。フジリュー先生のコピック、好きなんだけどなあ。
確かに鯖さんは魚類で、いまいち読解力には欠ける読者だとは思いますけどそれでもジャムプ読者の大部分である小中学生男子並みの読解力はあると自負しておるわけです。その鯖さんがここまで掴めないということは、読者の大部分はワケ分らんまま第一回が終了したということではないでしょうか。
連載の第一回と言えば、後々まで語り継がれるエピソードてんこ盛りで、読者のハートを鷲づかみにしなければならんところですよ。とくにジャムプでは。最近のガキは飽きるのも早い。
例えば、ワンピースのシャンクスエピソードとか、NARUTOのイルカ先生エピソードとか。
フジリュー先生の「封神演義」でも第1回は、最強道士申公豹とのファーストバトルでした。
今回の「ワークワーク」も主人公のパパエピソードでしたが、うーむ。
どうなんでしょうか。あれは…。大丈夫なんだろうか。大風呂敷広げる前に打ちきられたりしたら、鯖が泣いちゃうよ。
また、漫画を読む時って、先が気になって仕方がなくて、息もつかせずガンガン読み飛ばすくらいの勢いでページを繰っていくのが快感なのですが(そして、最後まで1回読んでから、ゆっくり舐めるように読み返すのがまた一興。読み返す時は、トーンワークとか背景処理、コマ割り、細かいモブのおあそびなんかも楽しみながら読む。うむ。)、今回は、それをやると、展開について行けなかったんだなあ、今回は。漫画って、良くも悪くも単純化というか、読者に説明して引っ張って行かなければならんとおもうのですが、そこがなあ。
考えて、「え、今、どうなってんの?これがこうだから、そうなのね」と展開を考えて確認しながら読んで行くと、スピード感がなくなってしまうんですよね。初読の時の快感って取り戻せないから、すごく大事だと思う。スコーンと頭に入ってくる漢字が気持ちイイのに。
「ワークワーク」はその勢いというか、スピード感がなかったなあ。グッとくるようなところとか、そのくせ思わず手も止まる…みたいなのとかも。どうなってんのかわかんないよ、みたいなシーンがいくつかあって、ブツブツ切れてしまったような。
もともと、フジリュー先生は勢いでぐいぐい読ませるというよりは、作り込んであって、繰り返しの鑑賞に堪える、何度も何度も読んでいくことで、いろいろ感じさせるようなタイプの作品を描く方だと思っていますけれども。
あまりにも、読者に分りやすいように説明しすぎるのもどうかと思いますが、あのガンガンめくっていく快感というのも、また漫画大きな魅力の一つだと思うのです。
相変わらず絵は美麗でした。つーか、週刊連載のペースであの作画レベルを貫こうとしたら命削るよと言いたくなる美麗さでした。
惜しむらくはジャムプは活版印刷なので、いまいちその美麗さが伝わってこないことでしょうか。
※なので、本文については、細かい線だとかトーンワークについて、いまいちイメージが湧かないです。というか、ドットがつぶれてるよ(哀)
となると、早くコミックスで、まとめてオフセ印刷で読みたいなあ…。
話自体も、まとめて一気に読んだ方がハマれるかもしれないと思いました。まだ1回しか読んでないから、言いきるのもなんですが。だって初っ端から「黒い血」の僕たちとか、異世界から来た神様、とかって、「ワンピース」みたいな朗らか海賊漫画に慣れている小学生男子なんて引いちゃうよセンセイ!鯖さんはそういうの結構好きですが。
※多分、フジリュー先生の作品は女性ファン率が高く、年零層も高めなんでないかと思われる。
某サイトでは、「フジリュー先生は、原作付けて、原作の中でフジリューテイストを発揮してもらった方が面白いかもしれない。やりたい放題にすると、自己世界が確立しているアーティストタイプだから、読者がついていけないかも」との感想がアップされていて、なるほどと共感。
そう思うと、あってなきが如、の古典原作(しかもかなり無視)の緩い縛りのあった「封神演義」は図らずも、読者と絶妙の距離を保ちつつ、フジリューテイストを満喫できる作品だったのかもしれませぬな。うむ。
「ワークワーク」なんですけど、世界観は、初期短編の「デジタリアン」と「ドラマティックアイロニー」に近いものが。(作画テイストはサクラテツか。鯖さんとしては、サイコプラス〜封神初期のさっぱりした中にちょっとオリエンタルな雰囲気があるものが好きなんですけれども。小説の挿絵で言えば「リパーゲーム」が一番好き。)
ああ言う、異世界冒険ファンタジーがフジリュー先生の中にはあるのかなあ。ゲーマーだし(笑)
でも言うよ。
先生、先生、「ワークワーク」が始まったばっかりで言うのもなんだけど、全然ジャンプっぽくないよ!
でもそこがいいんですけどね。
まあ、フジリュー漫画はジャムプの友情と正義と勝負の斜め四十五度上を暴走しているところが魅力なのです。ある意味、異端なところが麗しい。今後も独自路線を暴走していただきたい。
※そして、目次ページのコメントの、あまりに謙虚なセリフにまた涙。まあ、作っているキャラなのかもしれないですけれども、鯖にはそれだけで十分さ。大好きだ。なんて素敵な殿方なんだ。嫁に行きたいなんて言わない。妾でもイイなんて、そんなことは恐れ多い。交通費自腹でただ働きで雑用させてくださいまし…。その交通費のために今の仕事を頑張れるよ、アタシ。←病んでる。
選手の皆様、お疲れ様でした。すばらしいパフォーマンスをどうもありがとう、そういう気持ちです。
さて。
鯖さんの心はもう週刊漢女ジャンプの方へフライハイ!ですよ。
フジリュー先生の新連載「Wa~q2」(もはや標準フォントで記載することも出来ないタイトルです、ワークワーク…)ですよ、お嬢さん。
あ、あの、正直に言っていいですか。
正直に言いますね。
全然わかんないッスよ御主人!意味不明ッスよ!
連載初回の55P(大増だな…。来週も25Pで嬉しい。←普通は19P)を読んでも、世界観がほとんど掴めない感じでした。どうなっていくのか。あと「神様」って結局何なんですか、先生。カラーは完全にCGに移行してしまわれたのか…。フジリュー先生のコピック、好きなんだけどなあ。
確かに鯖さんは魚類で、いまいち読解力には欠ける読者だとは思いますけどそれでもジャムプ読者の大部分である小中学生男子並みの読解力はあると自負しておるわけです。その鯖さんがここまで掴めないということは、読者の大部分はワケ分らんまま第一回が終了したということではないでしょうか。
連載の第一回と言えば、後々まで語り継がれるエピソードてんこ盛りで、読者のハートを鷲づかみにしなければならんところですよ。とくにジャムプでは。最近のガキは飽きるのも早い。
例えば、ワンピースのシャンクスエピソードとか、NARUTOのイルカ先生エピソードとか。
フジリュー先生の「封神演義」でも第1回は、最強道士申公豹とのファーストバトルでした。
今回の「ワークワーク」も主人公のパパエピソードでしたが、うーむ。
どうなんでしょうか。あれは…。大丈夫なんだろうか。大風呂敷広げる前に打ちきられたりしたら、鯖が泣いちゃうよ。
また、漫画を読む時って、先が気になって仕方がなくて、息もつかせずガンガン読み飛ばすくらいの勢いでページを繰っていくのが快感なのですが(そして、最後まで1回読んでから、ゆっくり舐めるように読み返すのがまた一興。読み返す時は、トーンワークとか背景処理、コマ割り、細かいモブのおあそびなんかも楽しみながら読む。うむ。)、今回は、それをやると、展開について行けなかったんだなあ、今回は。漫画って、良くも悪くも単純化というか、読者に説明して引っ張って行かなければならんとおもうのですが、そこがなあ。
考えて、「え、今、どうなってんの?これがこうだから、そうなのね」と展開を考えて確認しながら読んで行くと、スピード感がなくなってしまうんですよね。初読の時の快感って取り戻せないから、すごく大事だと思う。スコーンと頭に入ってくる漢字が気持ちイイのに。
「ワークワーク」はその勢いというか、スピード感がなかったなあ。グッとくるようなところとか、そのくせ思わず手も止まる…みたいなのとかも。どうなってんのかわかんないよ、みたいなシーンがいくつかあって、ブツブツ切れてしまったような。
もともと、フジリュー先生は勢いでぐいぐい読ませるというよりは、作り込んであって、繰り返しの鑑賞に堪える、何度も何度も読んでいくことで、いろいろ感じさせるようなタイプの作品を描く方だと思っていますけれども。
あまりにも、読者に分りやすいように説明しすぎるのもどうかと思いますが、あのガンガンめくっていく快感というのも、また漫画大きな魅力の一つだと思うのです。
相変わらず絵は美麗でした。つーか、週刊連載のペースであの作画レベルを貫こうとしたら命削るよと言いたくなる美麗さでした。
惜しむらくはジャムプは活版印刷なので、いまいちその美麗さが伝わってこないことでしょうか。
※なので、本文については、細かい線だとかトーンワークについて、いまいちイメージが湧かないです。というか、ドットがつぶれてるよ(哀)
となると、早くコミックスで、まとめてオフセ印刷で読みたいなあ…。
話自体も、まとめて一気に読んだ方がハマれるかもしれないと思いました。まだ1回しか読んでないから、言いきるのもなんですが。だって初っ端から「黒い血」の僕たちとか、異世界から来た神様、とかって、「ワンピース」みたいな朗らか海賊漫画に慣れている小学生男子なんて引いちゃうよセンセイ!鯖さんはそういうの結構好きですが。
※多分、フジリュー先生の作品は女性ファン率が高く、年零層も高めなんでないかと思われる。
某サイトでは、「フジリュー先生は、原作付けて、原作の中でフジリューテイストを発揮してもらった方が面白いかもしれない。やりたい放題にすると、自己世界が確立しているアーティストタイプだから、読者がついていけないかも」との感想がアップされていて、なるほどと共感。
そう思うと、あってなきが如、の古典原作(しかもかなり無視)の緩い縛りのあった「封神演義」は図らずも、読者と絶妙の距離を保ちつつ、フジリューテイストを満喫できる作品だったのかもしれませぬな。うむ。
「ワークワーク」なんですけど、世界観は、初期短編の「デジタリアン」と「ドラマティックアイロニー」に近いものが。(作画テイストはサクラテツか。鯖さんとしては、サイコプラス〜封神初期のさっぱりした中にちょっとオリエンタルな雰囲気があるものが好きなんですけれども。小説の挿絵で言えば「リパーゲーム」が一番好き。)
ああ言う、異世界冒険ファンタジーがフジリュー先生の中にはあるのかなあ。ゲーマーだし(笑)
でも言うよ。
先生、先生、「ワークワーク」が始まったばっかりで言うのもなんだけど、全然ジャンプっぽくないよ!
でもそこがいいんですけどね。
まあ、フジリュー漫画はジャムプの友情と正義と勝負の斜め四十五度上を暴走しているところが魅力なのです。ある意味、異端なところが麗しい。今後も独自路線を暴走していただきたい。
※そして、目次ページのコメントの、あまりに謙虚なセリフにまた涙。まあ、作っているキャラなのかもしれないですけれども、鯖にはそれだけで十分さ。大好きだ。なんて素敵な殿方なんだ。嫁に行きたいなんて言わない。妾でもイイなんて、そんなことは恐れ多い。交通費自腹でただ働きで雑用させてくださいまし…。その交通費のために今の仕事を頑張れるよ、アタシ。←病んでる。
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