8月の始め、鯖事務所のある町内で、地区の夏祭りがありました。

結構な規模で花火もやるということで、鯖は事務所の経理のおねえさんと二人で見に行きました。

地区のお祭りだからこじんまりしてるのかしらと思っていたら、なかなかどうして、花火の質量ともに充実しており(しかも近くから見られるので、かなり迫力もあり、満足)、夜店もたくさん並んでおりました。
※どうでもいいですが…ぽっぽ焼きって、3本100円に値上がりしたんですか?鯖さんが夜店にお小遣いを注ぎ込んでいた頃(最近はほとんど何も買わない)は4本100円だったと記憶しているのですが。

※ぽっぽ焼き…多分、N潟近辺にしか出現しないと思われる夜店。鯛焼きの皮みたいな感じのもちっとした小麦粉の生地(黒砂糖味)を棒状に焼いたお菓子。大きさとしては「うまい棒」くらい?

とうふ味のジェラート(美味。でも正確には豆乳味だと思う。)を食しながら花火を鑑賞、おねえさんが購入したたこ焼きを分けて頂く。

大変楽しゅうございました。

ええ、楽しゅうございました。

楽しかったですよ、ホントに

ウソじゃないですよ

まわりがほとんど浴衣姿のカップルで自分が疲れた会社帰りじゃなかったら、もっと楽しかったですけどネ

そうです。

ほとんど初めてといってイイほど、敗北感のようなものを感じたよ。
※おねえさんは…鯖と花火鑑賞していたおねえさんですが、趣味で入っていらっしゃる合唱サークルみたいなのの発表会が近く、そちらで浴衣を着る云々、迎えに来てもらう云々とお話をしていらっしゃった。スナワチ、おねえさんにとっての夏祭りはそちらがメインで、本日の祭は前菜のようなものなのだ。今日花火を見なかったら、多分、この夏はもう見ないであろう鯖さんとはそこが違う。

ああ、アタシは今日も1日どうでもいい電話を受けて、どうでもいい客の相手をして(こちらの事務所に申し込み作業に行くのに、猫を連れていっていいかというおばちゃんとか。置いて来いと丁寧に返事をしたら「ずっと抱いているから、このコは賢いから」とゴネられた。「(猫は賢いかもしれんが)飼い主のアナタの頭が悪いからダメです」と言ってやりたかったが、お客には逆らえんかった。結局、猫を抱いたおばちゃんに1時間拘束されて長々とサービス内容の説明をさせられた。)多分そうやって今年の夏も過ぎていくのに、この人たちは(実質はどうか分らんが表面的には)ラブくて幸せそうなのね。

その数日後に、S台七夕祭の前夜祭花火大会があったので、よっぽど誰でもいいから適当な人(殿方)を見繕ってというか、泣きついて浴衣を着て行こうかと思うほど打ちひしがれました。
つーか、浴衣自体、もう何年前に着たか分からないね、アハハン。

でも、結局、前夜祭花火大会は、カップルで大混雑するので、見に行くことさえ放棄して、帰りのバスの中からちらっと見ただけで終わりました。

こう、RPGの必須イベントみたいなかんじで、とにかく体験するだけでイイから、ダーリンと花火を浴衣で見に行くということをやっておきたいなと思った26歳の夏。

そしてそんな自分がちょっとイヤだ。いろいろと。なんかさ、こう、1人でいることが数少ないプライドの一環だったのに、所詮、人と同じことがしたい程度だったのかしら、というような。

でも、よろしかったら。

誰か鯖と夏祭りに行きませんか←今頃…。

と心の中で思ってみたりする。
実際、誰かに誘われたら面倒なんで(この面倒なんで、は「浴衣を着る」「夜に出かける」「人込みの中で並ぶ」「数時間立ったまま花火鑑賞」「吹流し(←S台七夕の飾り。でかい)の顔面アタックをくらう」など全ての行為にかかる。)断るだろうけれども(意味ナーイ)
※ちなみに鯖さんはS台市民になって10年以上たちますけれども、まともに七夕祭を見に行ったことがありません。

コメント

鯖

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索