やきう

2002年7月26日
そろそろ各県での予選も大詰めという時期になりました。
夏の高校野球でございます。

鯖県の代表はS台西高校です。ぜひ甲子園で良い試合をして欲しいものです。

先日、午後、書類の整理をしておりましたら、突然降臨いたしました。
思えば、昼休みに事務所の皆さんと高校野球の話をしていたからでしょう。

降臨したもの。それは名曲、「背番号のないエース」

そう、かの避けては通れない野球マンガ「タッチ」の映画第一弾の主題歌です。
※確か、タッチは3回映画化されていたと記憶しています。

最近は、大学生になっても一人称がナチュラルに「南」なヒロイン南ちゃんと、なんかよくわからんうちに大リーグに挑戦してるらしいタッちゃんの続編が放映されてみたり、かなりアイタタな感じの「タッチ」ですが、本編は深くて結構好きです。

あだち充作品は今後あの山を超えられるのかと不安に思うくらい。
※どうでもいいですが、あだち充先生は野球マンガ以外はコケる、というジンクスでもあるのでしょうか。でも実際、タッチを超えた作品はまだないような気が。

「タッチ」の映画編は番外オリジナルというよりは、本編のダイジェスト総集編みたいなつくりで、映画第一弾はカッちゃんの事故あたりまでの話だったと思います。
カッちゃんが試合会場に現れず、代わりにマウンドに上がったタッちゃんがフォアボールを連発するシーンでかかるのですが、泣けますね。

いい曲だ。

※歌詞を抜粋して引用してありましたが、ジャスラックから削除要請一覧表の送付がありましたので削除しました。色々アレですが、権利者の方が被害だとおっしゃるのならそうなのでしょう。

南の名台詞「あそこにいるのは、うちのエースだよね?」と共に孝太郎の「しまっていこー!」という声まで聞えてきますよ。(←それは幻聴です。)
※孝太郎…明青高校野球部捕手。ちなみにアニメで声をあてているのは林家こぶ平。

そして、この曲って、絶対に「和也」視点の歌だと思うのです。
切ないな、和也。

リアルタイムでタッチを読んでいた頃は、達也派だったのですが、最近はダントツ和也派です。

だって、どうみても和也の方がいい男じゃない?
賢いし、努力家だし、一途だし。ドラ●もんの出来杉くんみたいだし。
私が南の立場だったらもう文句なしに和也の嫁だね。

そりゃ、達也も和也と双子なだけあってルックスは整っているし、運動神経やなんやらも、素質的な面では引けをとっていないし。でも、ダメってことは、本人が磨いていないだけでしょう。
和也の死後に野球部のエースとして活躍することからも、潜在能力は高かった。
でもただの怠け者をやっていたのって。そんなの頑張ってる和也に対して勝負を逃げてただけじゃん。

それが悪いことだとは言わないけど、努力してた和也の方に、今の鯖は魅力を感じるわけです。
亡き弟の意志を受け継いで、兄が…ってのは確かに泣けるし、それもすごいけど、弟が死ななかったらなにもしない人だったわけで。
一生懸命だった和也に乾杯!

男前大賞、和也に決定。ええ、決定。アンタが大賞です。

あ、でも、南は最初から達也が好きだったんだとも思います。
選べない、ということはないような。

和也と南はお互いそれに気がついていて、激鈍感の達也だけが気づいていなかった。

選べないんだったら、和也が死んでいても、達也は選べないでしょ。いやな受け止め方かもしれないけど。多分、和也が生きていて、甲子園で優勝したのが和也でも、南は達也を選んでいたと思いたい。
※これで、優勝した方を〜なんてことになったら、日本中のおなごを敵に回すよ、南。

ああ、それで、まあ、それはそれでいいのです。
「背番号のないエース」です。さらに泣けるのが、最後のサビ。

※歌詞を抜粋して引用してありましたが、ジャスラックから削除要請一覧表の送付がありましたので削除しました。色々アレですが、権利者の方が被害だとおっしゃるのならそうなのでしょう。

さあ、和也に感情移入して歌ってみてくだされ。

※一生懸命努力して、今じゃ野球部のエースピッチャーの優等生。でも幼馴染の初恋の彼女は、真剣なんだかどうだか分らないアニキが好きらしい。そしてそのアニキはこっちに気を使ってるのか、煮え切らない態度。好かれているのにふてえ野郎だ!
何て思っていたら、試合の直前に交通事故。
しかも、自分のフリをしてマウンドに上がっているアニキ。自分の居場所も、彼女の気持も、何もかも持っていくアニキ。
もう何もできない自分。…彼女をよろしく。


うをををををををを!
和也!和也!

そんなことを考えながら、書類の整理をしていました。
落ちついて仕事しようよ、私。

ちなみに、その数分前は、イルカの「なごり雪」を口ずさみながら書類をめくっていました。
季節感ナシ。うう。

コメント

鯖

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