憧れの女性
2002年6月2日新聞を読んで知ったのですが、矢川澄子さんが逝去されたそうです。
鯖が熱愛する澁澤龍彦先生の最初の奥様で、離婚後に文筆活動を始められた方なんですが、綺麗で、賢げで、素敵な女性だと思っておりました。
一方で、切なくなることも。
かの澁澤先生は、良く言えば浮世離れした、悪く言えば生活能力(経済能力という意味ではなく、家事だとか、日常生活のことだとかの能力)の低い殿方だったようで(でも、そこも好きなんですが。)矢川さんと離婚なさった後に再婚なさった方は、とても面倒見のよさそうな方でした。
鯖はお二方とも写真や文章でしか知らないんですが、どちらかというと、再婚された奥さん(龍子さんというのだ)は、矢川さんのような美しくて、こうエッジ感のある方とは違って、ほんのりした癒し系というか、専業主婦というか、そういう雰囲気で。
おなごとして、矢川澄子さんと龍子さんのどっちになるか、と問われたら、鯖は多分矢川さんを選ぶのでしょうが、殿方が「妻として」選ぶのは龍子さんなんだろうなあ、とか。
澁澤先生も離婚したしなあ。
龍子さんがおなごとして魅力がないというわけではありませんが、澁澤先生と矢川さんは離婚後も文筆家同士として交流があったらしいです。対等な関係と日常生活の絡んだ結婚関係って両立できないものなのでしょうか。
また、人を受けとめて安らがせることと、自分自身のことをギリギリまで追い詰めてやっていくことは両立できないのかもしれないと思いました。
自分が自分の満足するように、いろいろなこと、創作活動、毎日のことを生きていたら、他人を受けとめる余裕なんてないのかもしれない。そんなキャパシティのある人っているのかな。
真に対等なパートナーシップを求める男女ならともかく、どちらかが相手に安らぎを求めてしまった瞬間に、相手は自分の満足と相手の安らぎを選択しなくてはいけなくなるのかしら。
自分の満足を捨てられない私は、安らぎを求めないパートナーか、自分を安らがせてくれる相手を探すしかないんでしょうか。1人で生きて行くという選択肢もありますが。
まあ、自分の満足感と殿方に対するモテというのは、永遠の課題なんです。
でも、負け惜しみのように、鯖はモテに未練を感じつつも、自分には自己満足を要求するんだろうなと思います。
矢川澄子さんの御冥福をお祈り致します。
私は同じ女性として、とても素敵な方だと今も思っています。
貴方と添い遂げなかった敬愛なる澁澤龍彦先生を、わがままなお坊ちゃんだと思ってしまうくらいに。
鯖が熱愛する澁澤龍彦先生の最初の奥様で、離婚後に文筆活動を始められた方なんですが、綺麗で、賢げで、素敵な女性だと思っておりました。
一方で、切なくなることも。
かの澁澤先生は、良く言えば浮世離れした、悪く言えば生活能力(経済能力という意味ではなく、家事だとか、日常生活のことだとかの能力)の低い殿方だったようで(でも、そこも好きなんですが。)矢川さんと離婚なさった後に再婚なさった方は、とても面倒見のよさそうな方でした。
鯖はお二方とも写真や文章でしか知らないんですが、どちらかというと、再婚された奥さん(龍子さんというのだ)は、矢川さんのような美しくて、こうエッジ感のある方とは違って、ほんのりした癒し系というか、専業主婦というか、そういう雰囲気で。
おなごとして、矢川澄子さんと龍子さんのどっちになるか、と問われたら、鯖は多分矢川さんを選ぶのでしょうが、殿方が「妻として」選ぶのは龍子さんなんだろうなあ、とか。
澁澤先生も離婚したしなあ。
龍子さんがおなごとして魅力がないというわけではありませんが、澁澤先生と矢川さんは離婚後も文筆家同士として交流があったらしいです。対等な関係と日常生活の絡んだ結婚関係って両立できないものなのでしょうか。
また、人を受けとめて安らがせることと、自分自身のことをギリギリまで追い詰めてやっていくことは両立できないのかもしれないと思いました。
自分が自分の満足するように、いろいろなこと、創作活動、毎日のことを生きていたら、他人を受けとめる余裕なんてないのかもしれない。そんなキャパシティのある人っているのかな。
真に対等なパートナーシップを求める男女ならともかく、どちらかが相手に安らぎを求めてしまった瞬間に、相手は自分の満足と相手の安らぎを選択しなくてはいけなくなるのかしら。
自分の満足を捨てられない私は、安らぎを求めないパートナーか、自分を安らがせてくれる相手を探すしかないんでしょうか。1人で生きて行くという選択肢もありますが。
まあ、自分の満足感と殿方に対するモテというのは、永遠の課題なんです。
でも、負け惜しみのように、鯖はモテに未練を感じつつも、自分には自己満足を要求するんだろうなと思います。
矢川澄子さんの御冥福をお祈り致します。
私は同じ女性として、とても素敵な方だと今も思っています。
貴方と添い遂げなかった敬愛なる澁澤龍彦先生を、わがままなお坊ちゃんだと思ってしまうくらいに。
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