鯖と鯖父は、通勤時間帯がほぼ同じです。

鯖父の会社の方が、鯖の会社よりもちょっと先にあるので、途中まで一緒に歩くのですが、鯖父の方がちょっと歩くのが早いので、バラけることが多いです。

今日は、珍しく、一緒に歩いていきました。

鯖は最近、会社が嫌で、辞めたいともらすことが日常化してます。
自分の能力からして、会社で求められている働きが、正直荷が重い。
また、今の会社は第一希望の業種ではないため(←そちらの職種では、落ちまくった。)未練があって、今の環境に全身全霊打ち込む気持ちになれない。

あと、人間関係もあるんですが(笑)

で、ほとんど登校拒否児状態。胃痛で胃薬常用中。あんまり効いてないようなんですが。

そんな虚ろな状態を、鯖母には結構愚痴っていて、もう今年度末で辞めて、うまくいく保証はないけど第一希望の職種を目指して転職活動してみたい、と言ってたのです。

でも、鯖父には(薄々気づいているようではあるが)面と向かっていったことはなかった。

最近は、気分が虚ろで、夜中に目が覚めて眠れなくなったり、胃が痛かったり、帰り道に自分が何をやっているのか分からなくなって泣きながら歩いたりとか、そういう状態が日常化していました。


今日は、朝、二人で歩きながら、初めてそれを愚痴ってしまいました。

鯖父は、

体を壊すくらいなら、会社を辞めるのも仕方がない。
そんなに贅沢は出来ないが、家にいて、自分のやりたいことをやるのも一つだ。

そういいました。

鯖父は以前鯖母に、鯖の状態を聞いて(…読みにくい文章ですな…)、「そんな簡単に辞めようとするなんて、やはりまだ甘えがある」と言っていたようなのですが、そういいました。

鯖父の本音は、甘えている、なのかも知れませんが。
それでも、そういいました。

それをきいて、ありがたいのと、自分が情けないので、涙が出そうになりました。(今もちょっと涙ぐんでますが。)

鯖父は某メーカーの営業担当部署にいるのですが、やはりこの不況の折、業績は思うように伸びず、色々と苦労があるようです。それでも、こう言ってくれるとは。
結構苦労人なので、本当は、仕事も程ほどに、ダラダラしたり、本を読んだりでのんびりしたいんだろうに、そういってくれるとは。

もちろん、鯖には鯖のやりたいことがあって、それにはなんら恥ずべきことはないと思ってるのですが、それでも、そうやって、鯖父が苦労している上に乗っかって、のうのうと好きなことだけやろうとすることへのためらいを感じました。
※鯖父が、ここで「甘えんなボケ」とか言ったら、そうは思わないんでしょうが。

鯖父の方が、鯖よりももっと仕事は大変だろうし、家族の生活までかかっている分、逃げられないだろうし。ストレスたまっているだろうし。

こんなにも親のことをありがたいと実感したのは初めてかも。
そりゃ、育ててもらってて、ありがたいとはいつも思ってますが、こんなに涙が出そうになったのは本当に初めて。

こんな馬鹿ムスメで申し訳ないです。

いろいろ考えさせられます。はい。

コメント

鯖

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