あこぎや…

2001年11月29日
ビバ日本国債!ついにS&Pの格付がAAに!
そのうち投機的レベルにまで落ちるんじゃないかしらん。そうなると利率もかなり急上昇?タイのサムライ債を笑えないわよ、ヤパン?(何故にドイツ語を意識した発音?)

今日は、世の中では、強いヤツほどアコギなことをする、というやるせなさを少し。

鯖友は現在、本屋でアルバイトをしております。
はっきり言って、時給は安いらしい。
そんな中で、決して多くはない毎月の収入を、家にいくらか入れ、高校のときにもらっていた奨彼女は学金を返し、学費の一部を親に返し、残りを化粧品につぎ込む(←これについては最早、笑えるレベルに達する額をつぎ込んでいる。)という生活をしているんだそうな。

で、その鯖友の話なんですが、まず、

「1人バイトが辞めたんだけど、補充なしなの。今いる人でやれってか。まともにシフト回ってないよ。」

で、本来コミック売り場担当だったはずの鯖友は、実用書部門のヘルプにも行かされているらしい。

「一回、ポップ書きやったら、それ以来、ポップの仕事全部私に来るの。でも他の仕事が減るわけじゃないしさ。」

鯖友は、絵を描いたり、レタリングをしたりするのが上手なので、いいように使われているらしい。脳ある鷹は、爪を見せてしまうと仕事ばっかり増やされて損をするわけです。正直者はバカを見るというのは、悲しいけど真実です。頑張れば頑張るほどつらくなる。鯖のようにへたれているのが実は一番賢いのかもしれない。

さらに、何ヶ月か後には

「なんかさ、社員の人が出張に行って、昨日うちの店、バイトしかいなかったの。お客さんともめたときに、責任者を出せって言われて困っちゃった。」

…いいのか?

「そもそも社員自体2人しかいないしね。その前に、うちの店、店長いないもん。」

…それやばいって。

「この前、やっとバイトを1人増やしたんだけど、その分、(仕事に)入る時間減らせっていってきてさ。今まで週5だったのが、週4に減らされた。その分(時給制だから)収入も減るし。かといって、もう一本バイト入れるには、シフト多いな。」

…。

「しかもね、バイト含めて、全員の仕事振りっていうか、ランク付けするって隣の店の店長(←おなじ系列の本屋の店長があれこれ言ってくるらしい。)が言い出した。レジ係のバイトの仕事をどうやってランク付けするんだって。」

…。

「さらに、今度は、全員、医学書を買えって言ってきた。一冊3000円だよ?しかも同じものを1人2冊買えって。給料から天引きらしい。すぐに古本屋に売るしかないけど、むかつく。社員の人はもっと買わなきゃいけないらしいけど。」

…。補足すると、どうやら本店が、某超大手出版社(KD社らしい。)から、開店の悪い医学書(しかも単価高い)を大量に押し付けられてしまい、社員とバイトで無理やりさばこうとしたらしい。

とりあえず、そんな店で働くのやめたほうがいいんじゃないかということしか出来ませんでした。鯖友も、辞めることを視野に入れて、次の仕事を探すと言ってました。

それにしても、普通に働きたいだけなのに、ひどいもんです。

コメント

鯖

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