おじさまは素敵
2001年10月23日ここのところ、やる気なく、読んでいる方にとってもどうよ、という内容が続いていたので、相変わらずへたれていることには変わりないのですが、ちょっと気分を変えて、楽しい夢見るメルヘンバカ話にしようと思います。
というわけで、今日のお題は「素敵なおじさま」です。
鯖は皆様ご存知の通り、基本的に二次元ラヴなおなごで、三次元では美少年愛好家(笑)で、それ以外はあまり殿方として認識していないというスタンスで生きているのですが、その鯖のくもった(というより腐った)まなこからガガガとうろこをはがしてぶちまける出来事がございました。
それは、四谷シモンさんです。
シモンさんは、人形作家として有名なのですが、俳優や文筆家としても活躍していらっしゃる方です。
去年ですが、鯖居住地の美術館で、シモンさんの人形展(「人形愛…ピグマリオニズム」)がありまして、行ってまいりました。
※この時点で、鯖はあまりシモンさんの活動については詳しくなかった。ただ、鯖の熱愛する某作家さん(←故人。激ダンディ)とシモンさんは交友があり、その作家さんの書簡や、作家参所持のシモンさん作の人形が展示されると聞いていくことにしたのであった。
このへんがミーハーである。
そして、その当日、作家来場、作品解説が行なわれたのです。
(全くの偶然。)
鯖、愕然。
シモンさんは非常にすらりとした長身で、細身、眼鏡(←ポイント連打で上昇)、無精ひげ、ざっくりしたセーター(確か、なんかのブランド物だったような。多分アルマーニ)にチノパンという、五十代の殿方のダンディズムとカジュアルさを豪快に力わざと麗しさで身に付けた方でした。
しかも、こう、タレ目で(←ポイント16連打で上昇。16連打…懐かしい。高橋名人って、今どうしているんでしょう。当時はコナミかナムコか、まあ、ゲームソフトメーカーに勤務していらっしゃったと思うんですが。)非常に鯖の好みの顔立ち。
で、ソフトにお話になる、その声さえも麗しい。
鯖、目からうろこどころか魚丸ごと落ちる。
五十代のダンディーな殿方も素敵。美少年もいいが、
おじさまにも素敵な方はいるんだわと納得。二次元と美少年以外認めないという、鯖の信念はあっさり覆されました。素敵だわシモンさん。
そして、サイン会をするというので、迷わず図録を購入し(2300円くらい?でも、かなり出来のいいやつで、満足。)サインをしていただく。
さらに図々しくも握手してくださいと要求し、握手をしていただく。
まわりのおばさまがたの視線が痛い。
…大人の殿方って素敵だわ。認めるわ。
鯖友のひとりは、自他ともに認めるおやじ好きで(同い年なのだが、彼氏さんは10歳以上年上である。)理想の男性は菅原文太だという渋いおなごで、美少年好きの鯖とはよく意見が対立していたものですが。
おじさまにも素敵な人はいる。シモンさんのように素敵な殿方だったら、五十代上等!とつぶやく鯖。
鯖友よ、あんたの意見を真っ向から否定していたかつての私がバカだったよ。すまん!
※そういうおじさまが鯖のような小娘に興味を示すのかという現実的な問題は棚上げされているのであった。まあ、いいんですが。
ここまでがミーハー編で、ここからがちょっと麗しいクリエイター編です。
シモンさんは、美少女人形で大人気になった方なんですが、最近は、自分人形や、天使、宗教的な香り漂う作品などにも取り組んでいらっしゃるのですが、そういう自分の作品トークの際に、以下のようなことを仰っておりました。
「(美少女人形は)もうたくさん作っているので、こう、機械的にある程度のものが作ることができてしまうが、そればかり作っていてはいけないと思う。
そういう(←美少女人形)作品はやはり需要が多いのだけれど、違うものも作っていかなくては。
また、なんで自分がこんなものを作れたんだろうと思うようなものが作れないとダメだと思う。」(鯖要約)
ああ。
クリエイターとは如何なものなんでしょうか。自分が造ろうと思って造る以上のものを造るのが真の作家?
自分のコントロールというか、自分がこうしようと思って、自分の制御下のものを作っているだけじゃダメなんですかね?深い、深いッスよ、シモンさん!
自らのどうしようもないアンチクリエイティヴクリエイター志向生活に落ち込む鯖。
こんなんだからダメなんですか?シモンさん!
でも、まあ、頑張ろうと思って今にいたるのですが、あまり進化が見られないのが寂しいところ。
鯖だからか?
ブリとかにしとけばよかったのか?(←出世魚だから。サラリーマン川柳で「ブリはいい 生きてるだけで 出世する」という名句がありました。おお。鯖は会社内出世レースからは早くもドロップアウト確定なんですが、やはり、会社の中で生きていこうとした場合、出世も大事なファクターですよね。)
そういう問題ではない。自分でも分かっているのだ。ハハン。(←荒み気味)
というわけで、今日のお題は「素敵なおじさま」です。
鯖は皆様ご存知の通り、基本的に二次元ラヴなおなごで、三次元では美少年愛好家(笑)で、それ以外はあまり殿方として認識していないというスタンスで生きているのですが、その鯖のくもった(というより腐った)まなこからガガガとうろこをはがしてぶちまける出来事がございました。
それは、四谷シモンさんです。
シモンさんは、人形作家として有名なのですが、俳優や文筆家としても活躍していらっしゃる方です。
去年ですが、鯖居住地の美術館で、シモンさんの人形展(「人形愛…ピグマリオニズム」)がありまして、行ってまいりました。
※この時点で、鯖はあまりシモンさんの活動については詳しくなかった。ただ、鯖の熱愛する某作家さん(←故人。激ダンディ)とシモンさんは交友があり、その作家さんの書簡や、作家参所持のシモンさん作の人形が展示されると聞いていくことにしたのであった。
このへんがミーハーである。
そして、その当日、作家来場、作品解説が行なわれたのです。
(全くの偶然。)
鯖、愕然。
シモンさんは非常にすらりとした長身で、細身、眼鏡(←ポイント連打で上昇)、無精ひげ、ざっくりしたセーター(確か、なんかのブランド物だったような。多分アルマーニ)にチノパンという、五十代の殿方のダンディズムとカジュアルさを豪快に力わざと麗しさで身に付けた方でした。
しかも、こう、タレ目で(←ポイント16連打で上昇。16連打…懐かしい。高橋名人って、今どうしているんでしょう。当時はコナミかナムコか、まあ、ゲームソフトメーカーに勤務していらっしゃったと思うんですが。)非常に鯖の好みの顔立ち。
で、ソフトにお話になる、その声さえも麗しい。
鯖、目からうろこどころか魚丸ごと落ちる。
五十代のダンディーな殿方も素敵。美少年もいいが、
おじさまにも素敵な方はいるんだわと納得。二次元と美少年以外認めないという、鯖の信念はあっさり覆されました。素敵だわシモンさん。
そして、サイン会をするというので、迷わず図録を購入し(2300円くらい?でも、かなり出来のいいやつで、満足。)サインをしていただく。
さらに図々しくも握手してくださいと要求し、握手をしていただく。
まわりのおばさまがたの視線が痛い。
…大人の殿方って素敵だわ。認めるわ。
鯖友のひとりは、自他ともに認めるおやじ好きで(同い年なのだが、彼氏さんは10歳以上年上である。)理想の男性は菅原文太だという渋いおなごで、美少年好きの鯖とはよく意見が対立していたものですが。
おじさまにも素敵な人はいる。シモンさんのように素敵な殿方だったら、五十代上等!とつぶやく鯖。
鯖友よ、あんたの意見を真っ向から否定していたかつての私がバカだったよ。すまん!
※そういうおじさまが鯖のような小娘に興味を示すのかという現実的な問題は棚上げされているのであった。まあ、いいんですが。
ここまでがミーハー編で、ここからがちょっと麗しいクリエイター編です。
シモンさんは、美少女人形で大人気になった方なんですが、最近は、自分人形や、天使、宗教的な香り漂う作品などにも取り組んでいらっしゃるのですが、そういう自分の作品トークの際に、以下のようなことを仰っておりました。
「(美少女人形は)もうたくさん作っているので、こう、機械的にある程度のものが作ることができてしまうが、そればかり作っていてはいけないと思う。
そういう(←美少女人形)作品はやはり需要が多いのだけれど、違うものも作っていかなくては。
また、なんで自分がこんなものを作れたんだろうと思うようなものが作れないとダメだと思う。」(鯖要約)
ああ。
クリエイターとは如何なものなんでしょうか。自分が造ろうと思って造る以上のものを造るのが真の作家?
自分のコントロールというか、自分がこうしようと思って、自分の制御下のものを作っているだけじゃダメなんですかね?深い、深いッスよ、シモンさん!
自らのどうしようもないアンチクリエイティヴクリエイター志向生活に落ち込む鯖。
こんなんだからダメなんですか?シモンさん!
でも、まあ、頑張ろうと思って今にいたるのですが、あまり進化が見られないのが寂しいところ。
鯖だからか?
ブリとかにしとけばよかったのか?(←出世魚だから。サラリーマン川柳で「ブリはいい 生きてるだけで 出世する」という名句がありました。おお。鯖は会社内出世レースからは早くもドロップアウト確定なんですが、やはり、会社の中で生きていこうとした場合、出世も大事なファクターですよね。)
そういう問題ではない。自分でも分かっているのだ。ハハン。(←荒み気味)
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