マリッジブルーな知人

先日、鯖の同期の殿方がご結婚と相成りました。
（相手のお嬢さんは、大学時代からのお付き合いだとか。しかも、サッカー部員とそのマネージャーという、悶えそうにラヴいなれ初めだそうです。うは。）

で、その幸せ全開なはずの殿方は、結婚の直前、マリッジブルーに取り付かれていたのです。
飲み会の際に（無謀にも、結婚式の前日に同期飲み会が決行された。うちの同期の皆さんは、仕切ってくれる人がいるため、たまに飲み会をする。）その殿方は、虚ろそうな様子でありました。

何故にブルーかといいますと、生活が不安なんだそうです。
結婚相手（のおなご）が、仕事をやめ、専業主婦になるんだそうな。で、その殿方のお給料で二人は生活していかねばならないのです。

鯖は、その殿方と同期入社で、待遇も同じなので、自分のお給料から、彼のお給料も大体推定できるのですが、（彼の方が、別の会社で何年か働いていたため、多少多いと思われる。）

確かに不安になるのも無理はない。自分ひとりが朗らかに暮らせる程度の額ではあるが、これで、自分ともう一人食っていけといわれたら、不安になるなあ。

殿方って大変だ。
彼は非常な好青年で（←相手の親も大賛成らしい。）、真面目で、おなごをきちんと養っていかねばと思うんだろうねえ。いい人なだけに。

おなごの方は、どういう観点で、現時点での専業主婦化を決意したのかは不明ですが、結婚という人生のイベントに浮かれて、現実を見失ってでの選択でないことを彼のためにも心より祈る。

いえ、専業主婦が悪いというのではないのですが、（鯖母も専業主婦だし。鯖も「専業主婦」も悪くないと思っている。鯖としては、「会社づとめをしない」で、いろいろな形で、働いて、現金収入外貨の獲得に励みたいですね。）相手に不安を与えるってのはどうよって気がするのもまた事実。

現在の雇用情勢も不安定だし。

そんなことを思うのも、鯖友兄さん（タメ。現在某大学の院生）が、彼女に結婚を迫られているらしいからです。
その彼女さんは、どうやら今の職場があまり好きではないらしく、結婚して、家庭に入りたいらしい。多分、鯖友兄さんが就職すると同時に押し切られるでしょうね。
鯖友兄さんだって新卒だから、彼女が夢見るような生活が彼の収入では難しいだろうなあ。多分。

うう。この問題は難しい。

結婚って、生活とラヴという二つの側面があるんですよねえ。