前回の続き。

2001年8月15日
というわけで、昨日の続きです。
昨日は、遊び人、初めてのマジ恋(ある意味初恋か)にとまどう、というシチュエーションの麗しさについて、とつとつと述べました。
今日は、その際の「ワタシ」つまり、受身側の心理状態について考えてみようと思います。(何か、ゼミの発表のようだ。)

で、まず、一番楽だが、見てて(他人視点で傍観していて)つまんないのが、受身側は、遊び人君には興味がなく、その熱烈アタックに単純にほだされてハッピーエンドというやつですね。

これはもう、楽しく口説かれて幸せになってくださいというだけです。

しかし、鯖的に一番燃えるシチュエーションは、恋愛初級者、遊び人に口説かれる、しかも、初級者は実は前から遊び人のことが好きだった、というヤツですね。

いやー燃えるね。(萌える?←この言い回し、あまり感覚的に理解できないんですが。うーん。)

ここで、大きく二つに反応を分けることができます。

?拒む

この際、出てくるのが、「所詮相手は遊びだわ、ワタシのことを真剣に好きになるなんてありえないわ」という、至極まっとうな反応ですね。
また、遊び人君という人々は、愛の狩人(笑)的側面により、つれない相手を落とすまでが浪漫で、落とした瞬間に興味は霧散し、釣った魚に餌はやらない傾向があると世間的には信じられています。(というか、鯖はそういういわば偏見を持っている。)

そう、そして、きっとOKした瞬間に飽きられるんだわという、怯えがあるわけですね。よって、好きなのだが、捨てられたくない、相手が一時の興味で自分を追いかけている状態を維持したい、故に拒んでしまう。
※健気そうに見えつつ、ここに、捨てられたくない、末永くラヴラヴしていたいという希望があることを見落としてはいけません。

また、きっと、ワタシ以外のたくさんに同じようなことを言ってるんだわ、所詮、大勢の中の一人でしかないんだわ。という気持ちですね。
※その他大勢では我慢できないあたりを、思いの純情さと見るか、根拠なくプライドが高いと見るか、その人の考え方が問われますね。
鯖は、分かっているが、かすかな自尊心によってババを引くタイプです。そしてそんな自分がいとおしい。

そういう、訳分からん考えのもとに、愛する人に口説かれ、相手のことを思っているのですが、拒んでしまうというややこしい事態で苦悩するのです。
そのくせ追っかけて欲しい。でも怖いから受け入れられない。
ああ浪漫。

傍観者としては、じれったくて、でも、好きだから拒んでしまうという状態が切なくて、いい感じですね。

でも、これって、相手に甘えてないとできないですよね。もしくは、拒んでも相手が追いかけてくるという根拠のない自信、もしくは、飽きられるくらいなら、そのまま追いかけてこなくてもいいやという覚悟がなけりゃできないです。

?その他大勢であることを覚悟して(というかそうなることを諦めで受け入れて、)それでも好きなのでOKしてしまう。

これは、傍観者としては最も燃えますね。
この?の選択肢に到達するには、できれば?を通過して欲しい。
拒んでいるうちに、いつまで遊び人君は自分の「拒む」という行為につきあって、追いかけてくれるのか、不安になってしまうのです。なるよねえ。
だから、それでもすがりつきたくて、OKしてしまうのだ。

このヴァージョンのポイントとしては、できれば、遊び人君が素直になれなくて、すれ違ってしまったりしたら切なくていいですね。
好きだから信じられなくて、みたいな。うわ。激浪漫。

お互い好きで好きでしょうがないのに、すれ違ってるあたりが、(本人たちには申し訳ないがグー!!)
※鯖はサドの傾向があるらしい(笑)

ああ、訳分からん。が、浪漫だ。こんなところまで読んでくださったあなた。どうもありがとう。
鯖の脳みその中は、こんな感じでただれてます。
でも、自分がこんな切なげな恋をしたいという気はあまりないかも。穏やかなのでいいや、とか。それ以前に、面倒だからいいや、とか。(極寒。)

なんか、まとまらなくなってきたので逃亡します。だだだ。(←駆け去る音。)

コメント

鯖

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